2005年11月
2005年11月29日
経鼻胃内視鏡検査の受け方
つらい検査を受けるのはこりごり!!
そういう方多いと思います。
あなたもそうですよね!
(というか、そもそもふつう、つらい検査なんて受けませんよね)
経鼻胃内視鏡検査を、楽に受けるためには・・・・
医療機器の性能そのもので、かなり楽になっているのですが、
その後の、大きなポイントとして、
1.鼻麻酔の方法
2,鎮静剤の使用
3,医師のテクニック
があります。
1,鼻麻酔の方法ですが、
もちろん、濃度の濃いい麻酔薬で、鼻麻酔すれば楽です。
例えば、8%キシロカインで麻酔すれば、軽い違和感のみでしょう・・・
でも、
この麻酔はしみます!!
なんというか、鼻にミントを塗られたみたいで、ツーン!という衝撃が、走り、涙ぐんでしまいます。
(その後の検査は楽でしょうけど・・・)
4%キシロカインならば、まあ少ししみる程度で、涙ぐむほどにはなりません。
これなら許容範囲か?
ということで、現在は4%キシロカインを使用しています。
でも、これでは、まだ痛いのでは?
ご安心を!
2,鎮静剤の使用
なしでも良いという議論も、少なからずあるのですが、
「検査後、すぐに仕事に行く!」
とか、差し迫った予定がある方以外は、注射してもらった方が楽だと思う。
でも、効き具合が、個人差があるので、調節は難しいです。
「完全に眠っている間に検査終了しておいてくれ!」
と希望されることがよくありますが、
そこまでの確約は難しいです・・・ハイ すみません
10分程度で終わる検査ですし、
飲み込む際の嘔吐反射がないぶん、経口の胃内視鏡検査のように、鎮静剤を追加しないと飲み込めないという事態は今のところありませんでした。
(痛い場合はもちろん追加しますよ!)
なので、この
経鼻胃内視鏡検査+鼻麻酔+鎮静剤
で、
「本当に楽でした!」
と多くの方にコメント頂いていますので
心配無用!?
3,医師のテクニック
ですが、こちらは、大腸内視鏡のように挿入技術(無送気軸保持短縮法)を修得するのに2000件の経験が必要!
というようなものではありません(と僕は思う)
もともと、内視鏡に親しんできた先生ならば、50件程度でそれなりのレベルに達していると思います。
判断困難なポイントなのですが、検査を「楽」に受ける上では、あまり大きな比重はない気がします。
何のことはない、またまたマニアックな話でした。
でも、
へーそんなもんなんだー
とわかれば、あなたも、少しは検査を受ける抵抗感が減りませんか?
そういう方多いと思います。
あなたもそうですよね!
(というか、そもそもふつう、つらい検査なんて受けませんよね)
経鼻胃内視鏡検査を、楽に受けるためには・・・・
医療機器の性能そのもので、かなり楽になっているのですが、
その後の、大きなポイントとして、
1.鼻麻酔の方法
2,鎮静剤の使用
3,医師のテクニック
があります。
1,鼻麻酔の方法ですが、
もちろん、濃度の濃いい麻酔薬で、鼻麻酔すれば楽です。
例えば、8%キシロカインで麻酔すれば、軽い違和感のみでしょう・・・
でも、
この麻酔はしみます!!
なんというか、鼻にミントを塗られたみたいで、ツーン!という衝撃が、走り、涙ぐんでしまいます。
(その後の検査は楽でしょうけど・・・)
4%キシロカインならば、まあ少ししみる程度で、涙ぐむほどにはなりません。
これなら許容範囲か?
ということで、現在は4%キシロカインを使用しています。
でも、これでは、まだ痛いのでは?
ご安心を!
2,鎮静剤の使用
なしでも良いという議論も、少なからずあるのですが、
「検査後、すぐに仕事に行く!」
とか、差し迫った予定がある方以外は、注射してもらった方が楽だと思う。
でも、効き具合が、個人差があるので、調節は難しいです。
「完全に眠っている間に検査終了しておいてくれ!」
と希望されることがよくありますが、
そこまでの確約は難しいです・・・ハイ すみません
10分程度で終わる検査ですし、
飲み込む際の嘔吐反射がないぶん、経口の胃内視鏡検査のように、鎮静剤を追加しないと飲み込めないという事態は今のところありませんでした。
(痛い場合はもちろん追加しますよ!)
なので、この
経鼻胃内視鏡検査+鼻麻酔+鎮静剤
で、
「本当に楽でした!」
と多くの方にコメント頂いていますので
心配無用!?
3,医師のテクニック
ですが、こちらは、大腸内視鏡のように挿入技術(無送気軸保持短縮法)を修得するのに2000件の経験が必要!
というようなものではありません(と僕は思う)
もともと、内視鏡に親しんできた先生ならば、50件程度でそれなりのレベルに達していると思います。
判断困難なポイントなのですが、検査を「楽」に受ける上では、あまり大きな比重はない気がします。
何のことはない、またまたマニアックな話でした。
でも、
へーそんなもんなんだー
とわかれば、あなたも、少しは検査を受ける抵抗感が減りませんか?
医者の風邪予防法!
今年はまだ、流行の兆しはありませんが、昨年はインフルエンザがかなりの猛威をふるいました。
実を言うと、僕も昨年インフルエンザにかかり、タミフルを服用しました。
タミフルって、インフルエンザの特効薬、さらには鳥インフルエンザ対策として、備蓄が進められている、抗ウイルス薬ですが、
特効薬という割には、僕個人の体験では解熱まで2日くらいかかるし、
解熱剤・抗炎症剤などの方が、仕事を休めない人には効くような気がします。
(もっとも、インフルエンザなら周りの人のこと考えて、仕事休めよ!! というところですけどね・・・)
それはともかく、
風邪の時期になると、一日に50人以上の風邪の方を診察する、医者って風邪にかからないのだろうか?
あなたは、疑問に思ったことはありませんか?
僕は、大学院生時代、週一回は一般内科(消化器科)として外来診察をしていた時期がありました。
冬の時期になると、少し大変です。
なぜなら、僕は風邪の方を何十人も診察すると、うがい・手洗いの徹底、マスク着用していても、体調を崩すからなのでした。
(そして、昨年はインフルエンザにかかったし・・・)
なので、医者だからといって、
「風邪にかからない丈夫な体」
を持っているわけではありませんので・・・
(あたりまえといえば、あたりまえか)
でも、体調を崩すと言っても、高熱や、動けなくなる状態になるのはほとんど無く、
(インフルエンザは別として・・しつこいか)
すこし、のどが痛い感じがするとか、体が重いといった程度です。
で、結局
風邪予防に効果がありそうなのは・・・
僕の体験から選ぶと・・
1,うがい・マスク・手洗いを徹底する
(完全には防ぐことは無理でも、大分違う)
2,症状が出たら早めに受診、または薬局の薬を内服する
(症状緩和に役立つ)
何のおもしろみもない答えですみません・・・
そうそう
あと、
インフルエンザワクチンを接種する
ですよ!
(さすがに、今年は僕は受けました。)
実を言うと、僕も昨年インフルエンザにかかり、タミフルを服用しました。
タミフルって、インフルエンザの特効薬、さらには鳥インフルエンザ対策として、備蓄が進められている、抗ウイルス薬ですが、
特効薬という割には、僕個人の体験では解熱まで2日くらいかかるし、
解熱剤・抗炎症剤などの方が、仕事を休めない人には効くような気がします。
(もっとも、インフルエンザなら周りの人のこと考えて、仕事休めよ!! というところですけどね・・・)
それはともかく、
風邪の時期になると、一日に50人以上の風邪の方を診察する、医者って風邪にかからないのだろうか?
あなたは、疑問に思ったことはありませんか?
僕は、大学院生時代、週一回は一般内科(消化器科)として外来診察をしていた時期がありました。
冬の時期になると、少し大変です。
なぜなら、僕は風邪の方を何十人も診察すると、うがい・手洗いの徹底、マスク着用していても、体調を崩すからなのでした。
(そして、昨年はインフルエンザにかかったし・・・)
なので、医者だからといって、
「風邪にかからない丈夫な体」
を持っているわけではありませんので・・・
(あたりまえといえば、あたりまえか)
でも、体調を崩すと言っても、高熱や、動けなくなる状態になるのはほとんど無く、
(インフルエンザは別として・・しつこいか)
すこし、のどが痛い感じがするとか、体が重いといった程度です。
で、結局
風邪予防に効果がありそうなのは・・・
僕の体験から選ぶと・・
1,うがい・マスク・手洗いを徹底する
(完全には防ぐことは無理でも、大分違う)
2,症状が出たら早めに受診、または薬局の薬を内服する
(症状緩和に役立つ)
何のおもしろみもない答えですみません・・・
そうそう
あと、
インフルエンザワクチンを接種する
ですよ!
(さすがに、今年は僕は受けました。)
2005年11月28日
オリンパスVSフジノン東芝の戦い
すごいマニアックな話ですが
経鼻胃内視鏡を作っているメーカーは2社あります
オリンパス
と
フジノン東芝システム(FTS)です。
現時点では、フジノン東芝システム(FTS)が先行してシェアをとっているようですが、
オリンパスも今年後半に新製品をひっさげて、参入してきたので、必ずしも、このままフジノン東芝システムの天下が続くとは断言出来ないでしょう。
で、
「どうちがうんや!?」
ということでいうと、
画像処理方式の違いはあるのですが、それは医師側・検査受ける側ににとってはさほど問題ではないので、おいといて、
(フジノン東芝の旧式(2年前)の経鼻胃内視は画質若干わるかったけど、今年後半に発売された新製品はよくなったので、画質の差では優劣付けられないと思う)
受ける側の、楽さから考えると・・・
経鼻胃内視鏡の太さは
オリンパス 4.9mm
フジノン東芝 5.9mm
と1mmの差があります。
たった1mm、されど1mm、細い鼻から入れる分には、1mmの差がものすごく大きく感じるのは僕だけでしょうか?
もちろん、検査前の鼻麻酔の方法、挿入技術、検査中の鎮静剤の使用などにより、痛みの感じ方はかなり変わります。
なので、必ずしも、
「じゃあ、オリンパスの方が楽なんだ!」
とはもちろんいうことはできません。
あくまで、参考までのデーターです。
で、なぜ、
こうもしのぎあっているメーカーで太さに1mmもの、ものすごい差がついてしまったのでしょうか?
あなたは、不思議に思いませんか?
僕は、使用している側で、開発技術者ではないので、推測になってしまいますが、
オリンパスは
「左右アングル(内視鏡を左右に動かすハンドル)がない!」
(つまり、上下アングルと、内視鏡のトルク(ひねり)で操作してね、ということ)
のです。
その分、1mmの差がついたのでは?
と思っています。
この、医師サイドの不便さを無視して(?)・・・作られたオリンパスの新製品
ある意味とんでもなく画期的だと僕は思います。
だって、医師のメリットとしては、
従来と画質は同じだし、鉗子吸引口(処置を行う器具の出入り口)も2mmで同じ
・・・ぶっちゃけ、今までと全く同じなのです。
で、使いこなせば左右アングルがないことにより、出来なくなる処置はほとんどないのですが
操作技術の習得が少し難しくなったのは間違いありません!
つまり、
「操作技術の習得が少し難しくなった!」
というデメリットだけが医師側に残るのです。
でもその分、
「細いから、検査を受ける側はその分、楽になる」
という、患者さん側からのメリットが残るのです!!!
こんな医療機器の新製品・・・僕はこれまで他にみたことありません!!!!!!
時代の流れなんですかね・・・?
さて、
このとんでもなく画期的(僕の主張では)なオリンパスの新製品が売れるのか、
それとも
画質の劣る面を克服したフジノン東芝の新製品が売れるのか・・・・
この勝負、僕個人的にはものすごく熱い戦いで目が離せないのでした。
(うーん、マニアック!)
経鼻胃内視鏡を作っているメーカーは2社あります
オリンパス
と
フジノン東芝システム(FTS)です。
現時点では、フジノン東芝システム(FTS)が先行してシェアをとっているようですが、
オリンパスも今年後半に新製品をひっさげて、参入してきたので、必ずしも、このままフジノン東芝システムの天下が続くとは断言出来ないでしょう。
で、
「どうちがうんや!?」
ということでいうと、
画像処理方式の違いはあるのですが、それは医師側・検査受ける側ににとってはさほど問題ではないので、おいといて、
(フジノン東芝の旧式(2年前)の経鼻胃内視は画質若干わるかったけど、今年後半に発売された新製品はよくなったので、画質の差では優劣付けられないと思う)
受ける側の、楽さから考えると・・・
経鼻胃内視鏡の太さは
オリンパス 4.9mm
フジノン東芝 5.9mm
と1mmの差があります。
たった1mm、されど1mm、細い鼻から入れる分には、1mmの差がものすごく大きく感じるのは僕だけでしょうか?
もちろん、検査前の鼻麻酔の方法、挿入技術、検査中の鎮静剤の使用などにより、痛みの感じ方はかなり変わります。
なので、必ずしも、
「じゃあ、オリンパスの方が楽なんだ!」
とはもちろんいうことはできません。
あくまで、参考までのデーターです。
で、なぜ、
こうもしのぎあっているメーカーで太さに1mmもの、ものすごい差がついてしまったのでしょうか?
あなたは、不思議に思いませんか?
僕は、使用している側で、開発技術者ではないので、推測になってしまいますが、
オリンパスは
「左右アングル(内視鏡を左右に動かすハンドル)がない!」
(つまり、上下アングルと、内視鏡のトルク(ひねり)で操作してね、ということ)
のです。
その分、1mmの差がついたのでは?
と思っています。
この、医師サイドの不便さを無視して(?)・・・作られたオリンパスの新製品
ある意味とんでもなく画期的だと僕は思います。
だって、医師のメリットとしては、
従来と画質は同じだし、鉗子吸引口(処置を行う器具の出入り口)も2mmで同じ
・・・ぶっちゃけ、今までと全く同じなのです。
で、使いこなせば左右アングルがないことにより、出来なくなる処置はほとんどないのですが
操作技術の習得が少し難しくなったのは間違いありません!
つまり、
「操作技術の習得が少し難しくなった!」
というデメリットだけが医師側に残るのです。
でもその分、
「細いから、検査を受ける側はその分、楽になる」
という、患者さん側からのメリットが残るのです!!!
こんな医療機器の新製品・・・僕はこれまで他にみたことありません!!!!!!
時代の流れなんですかね・・・?
さて、
このとんでもなく画期的(僕の主張では)なオリンパスの新製品が売れるのか、
それとも
画質の劣る面を克服したフジノン東芝の新製品が売れるのか・・・・
この勝負、僕個人的にはものすごく熱い戦いで目が離せないのでした。
(うーん、マニアック!)
胃内視鏡なんて飲むものか!
「昔、二人で、きたところね・・」
キャディラックの運転席の女性が、助手席にじっと座っている男性に声をかけました。
「うん」
男性は弱々しくも、威厳を込めてしっかりと答えます。
車内の空気がピーンと張りつめます・・・
後部座席に乗っている女性(たぶん、この人が助手席の男性の奥さん)も、無言です。
僕も、後部座席に乗っています。
今ならば、
「民間救急車(タクシーの3倍くらいの料金がかかるが、車内にベットと、救急車なみの装備があり、看護士も同乗する)を使って!」
という話になってしまうのでしょうが、
10年前、
僕が研修医の頃はまだ、そのような便利なシステムは存在せず、転院に一人研修医が付き添っていくのは半ば当たり前のことでした。
なので、僕は東京から長野まで、後部座席に座り、この旅に同行しているのでした。
胃癌の末期である以上、それほどたいしたことが出来たわけではないのですが、何というか、付き添っているよ!という気持ちの問題なんだったと思います。
(もちろん、上手く伝わったのかは僕には判断しようがないのですが・・)
故郷の病院に無事到着し
「ありがとう」
というその男性と握手を交わし、僕は病院を後にします
時は流れてはや10年・・・
これまで、胃内視鏡がつらくて飲めなかった方たちが、
(全くゼロとは言いませんが)それほど苦しまずに経鼻胃内視鏡を受けるのをみて・・・
僕は想い出してしまいました。
「胃内視鏡なんて飲むものか!」
と拒否し続けて、症状がかなり重くなるまで胃内視鏡を飲まなかったあの人も
これだったら、気が変わってもっと早く飲んでくれたのかな?
「先生、研究して胃癌を無くしてね・・・」
その約束は果たせていません。
でも、僕は胃内視鏡検査をこれまでより楽に受ける方法を見つけることが出来たような気がします・・
(読んで気が重くなる話だったらごめんなさい!)
キャディラックの運転席の女性が、助手席にじっと座っている男性に声をかけました。
「うん」
男性は弱々しくも、威厳を込めてしっかりと答えます。
車内の空気がピーンと張りつめます・・・
後部座席に乗っている女性(たぶん、この人が助手席の男性の奥さん)も、無言です。
僕も、後部座席に乗っています。
今ならば、
「民間救急車(タクシーの3倍くらいの料金がかかるが、車内にベットと、救急車なみの装備があり、看護士も同乗する)を使って!」
という話になってしまうのでしょうが、
10年前、
僕が研修医の頃はまだ、そのような便利なシステムは存在せず、転院に一人研修医が付き添っていくのは半ば当たり前のことでした。
なので、僕は東京から長野まで、後部座席に座り、この旅に同行しているのでした。
胃癌の末期である以上、それほどたいしたことが出来たわけではないのですが、何というか、付き添っているよ!という気持ちの問題なんだったと思います。
(もちろん、上手く伝わったのかは僕には判断しようがないのですが・・)
故郷の病院に無事到着し
「ありがとう」
というその男性と握手を交わし、僕は病院を後にします
時は流れてはや10年・・・
これまで、胃内視鏡がつらくて飲めなかった方たちが、
(全くゼロとは言いませんが)それほど苦しまずに経鼻胃内視鏡を受けるのをみて・・・
僕は想い出してしまいました。
「胃内視鏡なんて飲むものか!」
と拒否し続けて、症状がかなり重くなるまで胃内視鏡を飲まなかったあの人も
これだったら、気が変わってもっと早く飲んでくれたのかな?
「先生、研究して胃癌を無くしてね・・・」
その約束は果たせていません。
でも、僕は胃内視鏡検査をこれまでより楽に受ける方法を見つけることが出来たような気がします・・
(読んで気が重くなる話だったらごめんなさい!)
専門家という意味
「いやー先生、自分は、よくわかりましたよ。
東大病院の専門科の先生方は各臓器の本当の専門家だということが・・・」
4年間ほど、僕がずっと外来で定期的に診察させて頂いていた方が言いました。
その方は、ほんとうに良い方で、三重癌(一生の間に3回も癌にかかってしまっている)で、
手術を何回も繰り返し受けていたにもかかわらず、明るく日々充実したスケジュールを過ごしている方でした。
東大病院の外来受診時も、一回に平均3科くらい受診していらっしゃったので、実情がよく分かっているということもあったのでしょう。
そして、おそらく、そんなことを言うつもりはなかったのでしょう、
でも、僕が大学院を卒業し、別の病院に移ることが分かっているからこそ、伝えてくれた言葉なのだと思います。
僕の専門科は大腸肛門外科
なので、大腸肛門外科の外来として、直腸癌術後の経過観察(術後定期診察・検査)を担当していました。
術後、肝転移の切除手術も無事乗り越え、大腸早期癌の内視鏡的ポリープ切除を繰り返し行い
大腸癌に関しては、大丈夫!
といった矢先でした。
胃が重いという訴えがあり、他科で薬を処方されていたのですが・・・
調子が改善されないため、消化器内科を受診し、
行った胃内視鏡の検査結果は・・・進行癌でした。
胃内視鏡は2年前に行ったきりでした。(そのときは異常なし)
1年前に胃内視鏡を行っていれば・・・
という、もし
をいまさら言っても何の役にも立たないのは十分に分かっています。
臓器別の専門家・・・
胃・食道外科、肝臓・胆嚢・膵臓外科、大腸肛門外科、と細分化されています。
各臓器の専門家が揃っている、もちろん最強のシステムです。
それでも、自分が自分の分野しかみないならば・・・
僕は
いま、
大腸内視鏡予約の時には必ず、その方が、胃内視鏡を最近いつ受けたか聞いています。
やはり、時々、大腸内視鏡だけ受けて、胃内視鏡は、間隔が開いている方がいます。
もちろん、決して無理強いはしませんが、その際には、
大腸内視鏡時に、プラス10分ほどで、胃内視鏡検査を続けて受けることが出来る旨説明します。
胃内視鏡に対する、恐怖心の強い方には、経鼻胃内視鏡の説明もします。
(注:これは今勤めている病院の話で、大学病院の場合は、胃内視鏡と大腸内視鏡を別々の日時に来てうけることになります)
「その分、なんぼ値段が高くなるの?」
4000円ほどです。(保険診療3割負担の場合)
その後の返事はさまざまです。
(もちろん、好意的な返事が大半ですよ!)
「先生、色々とお世話になりました」
診察室のとびらが閉まる前に見せてくれた笑顔
返事をして見送ったあと
しばらく予約待ち画面を見ながら
僕は次の方を呼び込むのにかなり長い時間を要したのでした。
東大病院の専門科の先生方は各臓器の本当の専門家だということが・・・」
4年間ほど、僕がずっと外来で定期的に診察させて頂いていた方が言いました。
その方は、ほんとうに良い方で、三重癌(一生の間に3回も癌にかかってしまっている)で、
手術を何回も繰り返し受けていたにもかかわらず、明るく日々充実したスケジュールを過ごしている方でした。
東大病院の外来受診時も、一回に平均3科くらい受診していらっしゃったので、実情がよく分かっているということもあったのでしょう。
そして、おそらく、そんなことを言うつもりはなかったのでしょう、
でも、僕が大学院を卒業し、別の病院に移ることが分かっているからこそ、伝えてくれた言葉なのだと思います。
僕の専門科は大腸肛門外科
なので、大腸肛門外科の外来として、直腸癌術後の経過観察(術後定期診察・検査)を担当していました。
術後、肝転移の切除手術も無事乗り越え、大腸早期癌の内視鏡的ポリープ切除を繰り返し行い
大腸癌に関しては、大丈夫!
といった矢先でした。
胃が重いという訴えがあり、他科で薬を処方されていたのですが・・・
調子が改善されないため、消化器内科を受診し、
行った胃内視鏡の検査結果は・・・進行癌でした。
胃内視鏡は2年前に行ったきりでした。(そのときは異常なし)
1年前に胃内視鏡を行っていれば・・・
という、もし
をいまさら言っても何の役にも立たないのは十分に分かっています。
臓器別の専門家・・・
胃・食道外科、肝臓・胆嚢・膵臓外科、大腸肛門外科、と細分化されています。
各臓器の専門家が揃っている、もちろん最強のシステムです。
それでも、自分が自分の分野しかみないならば・・・
僕は
いま、
大腸内視鏡予約の時には必ず、その方が、胃内視鏡を最近いつ受けたか聞いています。
やはり、時々、大腸内視鏡だけ受けて、胃内視鏡は、間隔が開いている方がいます。
もちろん、決して無理強いはしませんが、その際には、
大腸内視鏡時に、プラス10分ほどで、胃内視鏡検査を続けて受けることが出来る旨説明します。
胃内視鏡に対する、恐怖心の強い方には、経鼻胃内視鏡の説明もします。
(注:これは今勤めている病院の話で、大学病院の場合は、胃内視鏡と大腸内視鏡を別々の日時に来てうけることになります)
「その分、なんぼ値段が高くなるの?」
4000円ほどです。(保険診療3割負担の場合)
その後の返事はさまざまです。
(もちろん、好意的な返事が大半ですよ!)
「先生、色々とお世話になりました」
診察室のとびらが閉まる前に見せてくれた笑顔
返事をして見送ったあと
しばらく予約待ち画面を見ながら
僕は次の方を呼び込むのにかなり長い時間を要したのでした。
2005年11月26日
何も変わらない事へのいらだち
「いや、僕はもう薬を飲まないことに決めたんです」
最近立て続けに、この言葉を聞きました。
さらに
「薬はもう長いこと飲んでいません!」
とも、今日2回も聞きました。
潰瘍性大腸炎とクローン病は国の定める特定疾患に認定されています。
特定疾患(難病指定)されているということは、逆に言うと「治らない病気」であるとも言うことも出来るのかも知れません・・・
これは、「まだ原因を特定できていない」という医療従事者側のつらい点があるのもまた事実です。
そして、大して症状が変わるわけでもないのに、定期的に通院し、薬を飲むメリットを感じなくなる方たちが出てくるのも僕はある意味仕方ないかも?、と思うこともないではありません。
(それだけ、医療従事者側がメリットを出すことが出来ないでいるわけですから・・・)
でも、薬(ペンタサないしはサラゾピリン)を飲むことで、炎症が抑えられるのは事実ですし、
さらにはペンタサ注腸(ペンタサの注腸薬)を用いることで、
寛解維持期(症状が悪化せずに普通に暮らせる時期)が、有意に長くなるというデーターが発表されているのも事実です。
ちなみに、ペンタサ注腸って、飲み薬と同じ成分なので、
注腸(肛門から液体の形態で注入する)を週2−3回行うだけで、さらなる効果が上がるとは当初なかなか医療従事者側にも驚きの事実ではありました。
(プレドニン(ステロイド)より副作用は少ないし、ある意味夢のような話です。もちろん、今後のさらなる評価は必要でしょうが・・・)
それはともかく
そのように、いろいろ進歩している医療水準の中で、
「変わらないので、もう治療受けるのやめた」(という趣旨)
の言葉に出会うと、
「色々と進歩している最新医療を受けることをそれほどまで拒否しなくても・・・」
と、少し残念に思うのは僕の思い上がりかも知れません・・
僕は、実際には
「何も変わらない事へのいらだち」
を体験しているわけではないのですから。
それでも・・・本日
これまで、クローン病の治療を一切受けずにいた、難治性痔瘻(数十の痔瘻ができていて、実質便が垂れ流しになっている・・・)の方が
手術に向けて、一生懸命、自分で創部の洗浄を再開し始めた
そんな姿に、感動する僕なのでした。
最近立て続けに、この言葉を聞きました。
さらに
「薬はもう長いこと飲んでいません!」
とも、今日2回も聞きました。
潰瘍性大腸炎とクローン病は国の定める特定疾患に認定されています。
特定疾患(難病指定)されているということは、逆に言うと「治らない病気」であるとも言うことも出来るのかも知れません・・・
これは、「まだ原因を特定できていない」という医療従事者側のつらい点があるのもまた事実です。
そして、大して症状が変わるわけでもないのに、定期的に通院し、薬を飲むメリットを感じなくなる方たちが出てくるのも僕はある意味仕方ないかも?、と思うこともないではありません。
(それだけ、医療従事者側がメリットを出すことが出来ないでいるわけですから・・・)
でも、薬(ペンタサないしはサラゾピリン)を飲むことで、炎症が抑えられるのは事実ですし、
さらにはペンタサ注腸(ペンタサの注腸薬)を用いることで、
寛解維持期(症状が悪化せずに普通に暮らせる時期)が、有意に長くなるというデーターが発表されているのも事実です。
ちなみに、ペンタサ注腸って、飲み薬と同じ成分なので、
注腸(肛門から液体の形態で注入する)を週2−3回行うだけで、さらなる効果が上がるとは当初なかなか医療従事者側にも驚きの事実ではありました。
(プレドニン(ステロイド)より副作用は少ないし、ある意味夢のような話です。もちろん、今後のさらなる評価は必要でしょうが・・・)
それはともかく
そのように、いろいろ進歩している医療水準の中で、
「変わらないので、もう治療受けるのやめた」(という趣旨)
の言葉に出会うと、
「色々と進歩している最新医療を受けることをそれほどまで拒否しなくても・・・」
と、少し残念に思うのは僕の思い上がりかも知れません・・
僕は、実際には
「何も変わらない事へのいらだち」
を体験しているわけではないのですから。
それでも・・・本日
これまで、クローン病の治療を一切受けずにいた、難治性痔瘻(数十の痔瘻ができていて、実質便が垂れ流しになっている・・・)の方が
手術に向けて、一生懸命、自分で創部の洗浄を再開し始めた
そんな姿に、感動する僕なのでした。
2005年11月25日
医者のコスト意識
「いやーこれだけのものならその分、お値段も跳ね上がるんでしょ?」
またまたです
一応、導入した手前(決して無理強いはしませんが)
胃内視鏡検査の予約時には、経鼻胃内視鏡(最新型の超極細の鼻から行う胃内視鏡)の説明を簡単にしているのですが、
これまでで、一番多い質問は
「で、こちらの最新型経鼻胃内視鏡は、なんぼ高くなるん?」
という趣旨の、質問なのです。
(注:もちろん、この文面の通りに言われているわけではありませんよ!)
当初は、
「なんか、僕の言い方が、高いものを勧めようとしているように見えるのかな?」
とか
「鼻から行うのがいやだとは、はっきり言いずらいので、値段のことやんわり断っているのかな?」
とかあれこれ考えていましたが、
これだけ質問が多いということは
おそらく
「新機種による最新検査はその分値段が高くなる」
というのが、普通の一般常識とされているのではないかと考えるようになりました。
ちなみに、保険診療を行っている医療界では
「新しい機種・機械を導入しても、お値段同じ」
というのが常識で
経鼻胃内視鏡がその分値段が高くなると考える医者は皆無に近いと思う。
なぜなら、検査代金は医療保険点数で決められており、
その点数には検査機器の種類・医師の技量などによる割り増しは一切認められていないからです。
よく言われている、
「新人が手術しても、10年(またはそれ以上)のベテランが手術しても代金は全く同じ」
というのと同じことです。
でも、この医者のコスト意識というのは、一般のコスト意識とはかけ離れているのかも知れません・・・
しかしながら、これが良いことなのか悪いことなのかの判断は僕には難しいです・・・
値段にかかわりなく、各個人が努力しているという象徴でもあると思うし、技術や機器の評価が適正にされていないという証なのかも?とも思うからです。
まあ、僕に言えることは
「経鼻胃内視鏡の検査代金は、これまでの胃内視鏡の検査代金と全く同じです」
でしかないです。
なので
少なくとも、料金高いの? という心配はありませんので
そこの所はよろしくね。
(まとまりのない終わり方ですみません・・・)
PS、ちなみに、胃内視鏡の検査代金は、診察料・薬品代などもろもろ込みで約6000円(3割負担の場合)です。
またまたです
一応、導入した手前(決して無理強いはしませんが)
胃内視鏡検査の予約時には、経鼻胃内視鏡(最新型の超極細の鼻から行う胃内視鏡)の説明を簡単にしているのですが、
これまでで、一番多い質問は
「で、こちらの最新型経鼻胃内視鏡は、なんぼ高くなるん?」
という趣旨の、質問なのです。
(注:もちろん、この文面の通りに言われているわけではありませんよ!)
当初は、
「なんか、僕の言い方が、高いものを勧めようとしているように見えるのかな?」
とか
「鼻から行うのがいやだとは、はっきり言いずらいので、値段のことやんわり断っているのかな?」
とかあれこれ考えていましたが、
これだけ質問が多いということは
おそらく
「新機種による最新検査はその分値段が高くなる」
というのが、普通の一般常識とされているのではないかと考えるようになりました。
ちなみに、保険診療を行っている医療界では
「新しい機種・機械を導入しても、お値段同じ」
というのが常識で
経鼻胃内視鏡がその分値段が高くなると考える医者は皆無に近いと思う。
なぜなら、検査代金は医療保険点数で決められており、
その点数には検査機器の種類・医師の技量などによる割り増しは一切認められていないからです。
よく言われている、
「新人が手術しても、10年(またはそれ以上)のベテランが手術しても代金は全く同じ」
というのと同じことです。
でも、この医者のコスト意識というのは、一般のコスト意識とはかけ離れているのかも知れません・・・
しかしながら、これが良いことなのか悪いことなのかの判断は僕には難しいです・・・
値段にかかわりなく、各個人が努力しているという象徴でもあると思うし、技術や機器の評価が適正にされていないという証なのかも?とも思うからです。
まあ、僕に言えることは
「経鼻胃内視鏡の検査代金は、これまでの胃内視鏡の検査代金と全く同じです」
でしかないです。
なので
少なくとも、料金高いの? という心配はありませんので
そこの所はよろしくね。
(まとまりのない終わり方ですみません・・・)
PS、ちなみに、胃内視鏡の検査代金は、診察料・薬品代などもろもろ込みで約6000円(3割負担の場合)です。
時代とともに評価の変わったバリウム検査
僕が医者になった頃(10年前)は、胃も大腸もバリウム検査がまだ主流でした。
胃と大腸のバリウム検査法の修練を、研修医の頃から、初期研修の頃までずっとやっていました。
特に、大腸検査に関しては、バリウム検査が大半を占めており、
大腸内視鏡は2人法(一人が内視鏡の前進後退を担当し、もう一人が上下左右の方向を操作する方法)ないしは、
透視下(レントゲンで内視鏡の位置を確認しながら行う)などで、やっていたものです。
もちろん、その当時も、大腸内視鏡を1人でレントゲン照射なしに5分程度で行う専門医の人たちがいらしゃいましたが、まだまだ少数派でした。
今は、大腸内視鏡を5分で挿入できる人たちはさほど珍しくなくなり、ついには、自分で自分の内視鏡を2分で行う(!!!)先生もいらっしゃる時代です。
それくらい、技術レベルが全体に上がってきた中では、
内視鏡より診断力に劣り、放射線被曝も多いバリウム検査の評価も低くなってきてしまうのは仕方のないことなのかも知れません。
バリウム検査は「人の影」をみて、その人が誰か当てるのに似ており、
直接光を当てて観察する内視鏡とは診断力において、格段の差があるのは間違いないと思います。
さらには、放射線被曝も多く(内視鏡はゼロ)、
レントゲンに向かい体の向きをあちこち変え、ベットが上下して転倒の危険がある、
バリウム検査で異常があったら、結局内視鏡検査を受けなければならない・・・
内視鏡なら、簡単な処置がその場で出来る
などを比べると格段の差だと思うのは僕だけでしょうか?
医療技術の変化とともに、
バリウム検査の意義も確実に変わってきていると思います。
もっとも、病変の位置関係を知りたい場合には、内視鏡検査よりもバリウム検査が優れているので、
携帯電話の普及に伴い、ポケットベルがほぼ姿を消したように、
もうすぐ、バリウム検査がなくなってしまうとは思いませんけれどね。
バリウム服用後に4人死亡 消化管に穴、高齢者は注意
胃と大腸のバリウム検査法の修練を、研修医の頃から、初期研修の頃までずっとやっていました。
特に、大腸検査に関しては、バリウム検査が大半を占めており、
大腸内視鏡は2人法(一人が内視鏡の前進後退を担当し、もう一人が上下左右の方向を操作する方法)ないしは、
透視下(レントゲンで内視鏡の位置を確認しながら行う)などで、やっていたものです。
もちろん、その当時も、大腸内視鏡を1人でレントゲン照射なしに5分程度で行う専門医の人たちがいらしゃいましたが、まだまだ少数派でした。
今は、大腸内視鏡を5分で挿入できる人たちはさほど珍しくなくなり、ついには、自分で自分の内視鏡を2分で行う(!!!)先生もいらっしゃる時代です。
それくらい、技術レベルが全体に上がってきた中では、
内視鏡より診断力に劣り、放射線被曝も多いバリウム検査の評価も低くなってきてしまうのは仕方のないことなのかも知れません。
バリウム検査は「人の影」をみて、その人が誰か当てるのに似ており、
直接光を当てて観察する内視鏡とは診断力において、格段の差があるのは間違いないと思います。
さらには、放射線被曝も多く(内視鏡はゼロ)、
レントゲンに向かい体の向きをあちこち変え、ベットが上下して転倒の危険がある、
バリウム検査で異常があったら、結局内視鏡検査を受けなければならない・・・
内視鏡なら、簡単な処置がその場で出来る
などを比べると格段の差だと思うのは僕だけでしょうか?
医療技術の変化とともに、
バリウム検査の意義も確実に変わってきていると思います。
もっとも、病変の位置関係を知りたい場合には、内視鏡検査よりもバリウム検査が優れているので、
携帯電話の普及に伴い、ポケットベルがほぼ姿を消したように、
もうすぐ、バリウム検査がなくなってしまうとは思いませんけれどね。
バリウム服用後に4人死亡 消化管に穴、高齢者は注意
2005年11月24日
どちらがラクチン? 胃内視鏡 VS 大腸内視鏡
ここ一週間くらい、僕が大腸内視鏡検査を実施した方たちから
「これなら、大腸内視鏡は胃内視鏡より楽だ!」
とのコメントを頂くことが多いです。
ここで、あなたも一緒に考えてくれませんか?
理由は何なのか
1,そもそも、大腸内視鏡が、かなりつらい検査だと思われているから。
2,前医の胃内視鏡で痛めつけられた人が、たまたま多かったから。
3,実際問題、飲み込むつらさがないぶん、大腸内視鏡の方が楽だから。
4,雰囲気で、「楽だろ!」といわせようとするプレッシャーを僕が与えていたから。
5,僕の無送気軸保持短縮法のテクニックが一流だから。
最後の選択肢はともかく、
もちろん、はっきりとした理由は断定できません。
まあ、でも、大腸内視鏡がつらい検査だと思われているのは間違いないような気がします。
もっと、「楽に受けられるよ!」
と言う声を多く聞くことが出来るよう、これからも技術の習得に努めていこうと思うのでした。
(注:少し、良い子ぶってますので・・)
で、この
胃内視鏡 VS 大腸内視鏡の戦い(?)
近年、軸保持短縮法(腸管をのばさずに、たたみながら大腸の中を進んでいくテクニック)の普及で、大腸内視鏡の猛烈な追い上げがありましたが、
経鼻内視鏡の登場で、胃内視鏡有利に情勢逆転か!?
ということで、
一時も目を離せない展開!
になっているのでした。
(うーん、われながら、すごいマニアックな世界だ)
「これなら、大腸内視鏡は胃内視鏡より楽だ!」
とのコメントを頂くことが多いです。
ここで、あなたも一緒に考えてくれませんか?
理由は何なのか
1,そもそも、大腸内視鏡が、かなりつらい検査だと思われているから。
2,前医の胃内視鏡で痛めつけられた人が、たまたま多かったから。
3,実際問題、飲み込むつらさがないぶん、大腸内視鏡の方が楽だから。
4,雰囲気で、「楽だろ!」といわせようとするプレッシャーを僕が与えていたから。
5,僕の無送気軸保持短縮法のテクニックが一流だから。
最後の選択肢はともかく、
もちろん、はっきりとした理由は断定できません。
まあ、でも、大腸内視鏡がつらい検査だと思われているのは間違いないような気がします。
もっと、「楽に受けられるよ!」
と言う声を多く聞くことが出来るよう、これからも技術の習得に努めていこうと思うのでした。
(注:少し、良い子ぶってますので・・)
で、この
胃内視鏡 VS 大腸内視鏡の戦い(?)
近年、軸保持短縮法(腸管をのばさずに、たたみながら大腸の中を進んでいくテクニック)の普及で、大腸内視鏡の猛烈な追い上げがありましたが、
経鼻内視鏡の登場で、胃内視鏡有利に情勢逆転か!?
ということで、
一時も目を離せない展開!
になっているのでした。
(うーん、われながら、すごいマニアックな世界だ)
2005年11月23日
ジオンで痔の手術法は劇的に変わる!?
今年4月から発売され、実際に受けられた方も増えている「ジオン」による痔の手術ですが、
なんといっても、すごいのは、痔の手術に関する痛みが大幅に減っていること。
(もちろん、僕自身が受けたわけではないので、受けられた方たちを多く診察していて感じることなのですが)
これまでの内痔核(いぼ痔)の手術は、痔のかたまりを切除していました。
もちろん、その手術についてもさまざまなテクニックがあり、
単に切り取って終わりというものでは決してなく、数々の手技を組み合わせて、最適な切除になるように、また術後痛みがないように工夫してきていて、
痔の手術に伴う痛みは以前とは違う!
といっても良いのではと思っていました。
でも、内痔核(いぼ痔)に注射し、固めて(固着させて)出血・脱出を直してしまう手術というものは、
発想が根本的に違う
手術方法です。
注射であり、切除するわけではないので、痛みはもちろん少ないのは当たり前といえば当たり前なので驚くほどではないのかもしれません。
でも、それだけではなく、術後の経過も、痔核(痔のかたまり)が、硬くなって固定されており、けっこういいのです。
これなら、良さが広まっていくと、これまで行われていた痔の手術方法が劇的に変わってしまう可能性があるような気もしてきます。
もちろん、人間の体には修復能力があるので、硬くなった痔のかたまりも、年単位で経過すればやわらかく戻るのでしょうけどね・・・
10年大丈夫ですが、入院5-7日の痔を切除する手術と
1−2割の方は、数年で再発する危険性ありますが、
1泊2日で手術を受けることができる、ジオンの手術
あなたはどちらを(仮に、いぼ痔の手術を受けるとすれば)希望しますか?
もちろん、今のところはまだ多くの方が前者を希望していますけどね。
なんといっても、すごいのは、痔の手術に関する痛みが大幅に減っていること。
(もちろん、僕自身が受けたわけではないので、受けられた方たちを多く診察していて感じることなのですが)
これまでの内痔核(いぼ痔)の手術は、痔のかたまりを切除していました。
もちろん、その手術についてもさまざまなテクニックがあり、
単に切り取って終わりというものでは決してなく、数々の手技を組み合わせて、最適な切除になるように、また術後痛みがないように工夫してきていて、
痔の手術に伴う痛みは以前とは違う!
といっても良いのではと思っていました。
でも、内痔核(いぼ痔)に注射し、固めて(固着させて)出血・脱出を直してしまう手術というものは、
発想が根本的に違う
手術方法です。
注射であり、切除するわけではないので、痛みはもちろん少ないのは当たり前といえば当たり前なので驚くほどではないのかもしれません。
でも、それだけではなく、術後の経過も、痔核(痔のかたまり)が、硬くなって固定されており、けっこういいのです。
これなら、良さが広まっていくと、これまで行われていた痔の手術方法が劇的に変わってしまう可能性があるような気もしてきます。
もちろん、人間の体には修復能力があるので、硬くなった痔のかたまりも、年単位で経過すればやわらかく戻るのでしょうけどね・・・
10年大丈夫ですが、入院5-7日の痔を切除する手術と
1−2割の方は、数年で再発する危険性ありますが、
1泊2日で手術を受けることができる、ジオンの手術
あなたはどちらを(仮に、いぼ痔の手術を受けるとすれば)希望しますか?
もちろん、今のところはまだ多くの方が前者を希望していますけどね。




