2005年12月

2005年12月31日

大晦日、そして新年へ

ブログを始めて一か月半あまり

いつのまにか、一日100人近くの方に訪れていただけるようになって、びっくりです。


こんなマニアックなブログを読んで下さっているあなたに、心からお礼申し上げます。


また、リンクに誘って頂いたり、リンクを結んで下さったサイトの方々、本当に有り難うございました。

2006年も、変わり続ける医療の最新情報や、

実際の現場での裏話をどんどん書いていきたいと思います。


今後とも何とぞ宜しくお願い申し上げます。

どうぞ良いお年をお迎え下さい。



あ、べつに、オチはありません。

年末年始の挨拶でした・・

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2005年12月30日

経鼻胃内視鏡検査導入の裏話 その2

今年のうちに書いとかないといけない話題の一つ!

経鼻胃内視鏡検査導入時に

つまりは、新しい機器の導入時にですね


誰が最初に実験台(犠牲者?)になるのか?


ということがあります。


で、どういう順序で餌食(?)になっていったのかというと・・

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2005年12月29日

1分、3分、5分の差の意味

はい、ここで終わりまできました!

1分12秒


うーん、難しいな・・

上向きになって、ここ押して!


2分26秒


時には、1分を切ることもあります。

さて、何の時間でしょう?

(いつもいつもマニアックな質問でごめん!) 続きを読む

2005年12月27日

あなたは医療コストをどう思いますか?

東京大学医学部付属病院から今の病院(東葛辻仲病院)に勤務先が移動してから、最初の一年が終わろうとしています。

もちろん、大学病院と個人病院なので違いはたくさんあります!

大学病院ではほとんど(全く?)評価されることのない、利用者からのアンケート評価もそうですけど、

それと同じくらい違うことがあります。

それは


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2005年12月26日

場末(下町)の救急室にしかないもの・・

さて、あなたにクイズです!

(といっても、例によってかなりマニアックなクイズですが・・)


普通の病院の救急室(救急車で運ばれてきた方が処置を受ける部屋)にはなくて

場末(下町)の救急室にしかないもの

なーんだ?
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2005年12月25日

Happy Merry Christmas!

あれ?

土曜日の昼食メニューは、いつも麺類(ラーメン・うどん)のはずなのに

今日(24日)はさすがに、クリスマスだからか、チキンにケーキまでついています!

あ、

僕の勤めている病院は土曜日も普通に外来・手術をしているので、

病院の食堂の話です。



土曜日に外来を開けているので、混雑はけっこうなもので、平日の1。5倍くらいの方がお見えになります。

今日は、胃内視鏡の予約に回る方も結構いらっしゃって、


「どちらが楽でしょうか?」

「径鼻胃内視鏡の方ですよ。」

「じゃあそちらでお願いします。」


という、パターンを多分7回くらい? してしまいました。

(本当に、これじゃあ口からの胃内視鏡が絶滅危惧種に指定されるんじゃないか? という勢いでした。)



で、

クリスマスの話
学生の頃とは違い、クリスマスに懸ける!

みたいな、意気込みはもはやないんですけど

(いいのか? というつっこみはおいといて)

でも、さすがに


プレゼントくらいは買わねば!


という気持ちはありまして・・


「ねえ、クリスマスプレゼント何がいい?」

「ピアノ!」


(注:いわゆるブランドもののバックとかそういう類いのものは、父親が買ってくれているようなので要らないらしい、または、僕が相当貧乏と思われている(一年前は大学院生で、学費を払っていたので)のかもしれない)


「わかった、ピアノね。」


「でも、置く場所ないからいいよ。」

(うーん、もっと広いところに住まないといけないのかな?)


まあ、彼女にとってみれば、

「いちいち聞かずに、センスのいいもの買ってこい!」

という感じだったのかもしれませんけど・・


あの、しばらくは、自分の実家のピアノで楽しんでね。


そんな感じで(?)

休みの前日は、気分良くお酒を飲んであっという間に眠りにつく僕なのでした。


(マニアックな人間のクリスマス話はこんなものでした)

2005年12月23日

ミリオンダラーベイビー

ミリオンダラー・ベイビー


あ、その、

マニアックな話題ばかり多かったので、

少しメジャーな話題についても書いてみたいかな? なんて思って書いています。



この映画、昨年のある忘年会で、戸田奈津子さんが

「絶対に見てほしい映画! 特にお医者さんに!」

という趣旨のことをおっしゃっていたので、


あれだけ映画をたくさん見てきている人が、そこまでお勧めする映画ってどんなものなんだろう?

機会あれば見たいなー、と思っていた映画です。



ストーリーは、

女性ボクサーが夢をつかむために頑張って、トレーニングして・・

それをクリント・イーストウッド演じるトレーナーがサポートしていって・・


という感じで進んでいくんですけれど、



映画を見終わった後の僕の印象は・・

もう、すごすぎる! 

なんていうか、いろんな想いが交錯してもうどうしようもなくなってしまうんですよね・・



最後の1フレーズが大どんでん返しで、衝撃を受けた!

とか

従来のハリウッド映画ではありえないストーリー展開!

とか

そんな、他の方々が述べられているコメントもその通りなんですけど・・


僕がいうのもなんなんですけど

登場人物それぞれの生き様が描かれているので、

人によって感じる部分が全然違ってしまう映画なんだろうな・・

と、思います。



僕がどこに感じたかって?


それは、

あの

僕は今、あるプロジェクトに関わっていて、そのゴールに向かって、頑張っているのです。

だから、主人公の女性ボクサーが頑張る姿にまず感情移入します。

それで、いろんなことがあって、ラストに向かっていくわけなんですけど・・


あの、多少ネタばらしになるかもしれませんが、



結果そのものではなく、それにむかう過程を楽しんでやっていきたいな。



そう、強く想いました。


今いる場所は多分、問題じゃないんです。

どこに向かっているのか?

それが、大事なんじゃないかな? と(僕は)思いました。


(やっぱりマニアックな話題になったか・・)

2005年12月22日

らくちんな検査が一番なのだ!

「いやー、これ、すごくラクチンだったよ! この前、口からの胃カメラ受けた奴にもこっちの方が良いって言っとくよ。」

「ラクチンに受けられて何よりです。」


オリンパスの超極細(4.9mm)の経鼻胃内視鏡正式導入より2ヶ月余り、

経鼻胃内視鏡の予約もそれなりに(毎日数件)くらいは、コンスタントに入るようになって来ており、落ちつています。



いずれにせよ、

当たり前といえば当たり前ですが

検査を受ける側にとっては、経鼻胃カメラと経口胃カメラの細かな違いを気にすると言うよりは、

(あ、画質は従来の細いタイプの内視鏡と全く同じですよ!)


検査予約の際に両方の説明をすると、


「楽な方でお願いします!」


となってしまうんですよね・・・

(僕だって逆の立場ならそういうよな・・)



となると、何が問題かというと・・

えーっと、

(僕個人的な意見もありますが)



ほぼ、全ての方に経鼻内視鏡を勧めてしまう!!!



事になってしまうんですね・・・

(実際、ほとんどの方に楽だったと仰有っていただいているし・・)


そうすると・・・

もし、仮に経鼻内視鏡のリピート希望率がアンケートの通りに、100%に近いならば・・・


近い内(数年位?)に

特殊な場合(内視鏡手術など)を除く、



大半の胃カメラが、経鼻内視鏡になってしまう!?



可能性があります・・・


いや、ほんとに、


これって、もしそうなるならば、内視鏡を行うものにとっては、


10年に1度あるかないかの大転換期!!!


かもしれませんよね?

あなたもそう思いませんか?



経鼻内視鏡をほめられると、ここまで思考が飛躍する僕なのでした・・・

(マニアックな話に付き合わせてしまってごめん!)

2005年12月21日

80歳、90歳、喜んで!

「こんにちは、○○さん、これから大腸の検査始めますね!」

「よろしくおねがいします。」


5分後・・


無送気軸保持短縮法で、腸管をたたみながら進んでいく訳なのですが、なぜか難しいのです。

なんていうか、たたんでもたたんでもたたみきれないというか・・


ちらっと、年齢の所をみると・・・



92歳



!!!!



どうりで、いつもより難しいわけです。

なぜかというと、年齢に伴い、腸管の腹腔内での固定が緩くなります。

体の中も、皮膚のしわと同じように、臓器同士の固定がたるむようになるのです。(多分)


高齢者には、胆嚢捻転症という、胆嚢が270−360度くらい回転して、胆嚢への血流が遮断され腐ってしまうということ(!)も起こるくらいです。


なので、腸管をたたむといっても、固定されている部分が少ないのでたたむのが難しくなります。

どんどんたためてしまうわけですね・・・


80歳以上で有れば、肛門から盲腸まで40cmくらいに(!)たためてしまうことも珍しくありません。

(あ、普通は完全にたたんで70cmくらいです。)


それはともかく、


なんていうか、90歳には最初挨拶したときにはとても見えなかったんですよね。


それと、


つぎの会話でなおビックリ!



「いやー、定期的に診てもらった方がいいと思って、毎年大腸内視鏡受けているんだよね。」



(えーー! この方、病気の経過観察じゃなくて、健康診断の方なのか!!!)



「毎日使うものですから、確かにそうですよね。」


いや、そういう心がけだから、お元気で長生きされているということなのでしょうけれど・・


うーん、凄すぎる!!



無事、倍以上の時間(15分位?)が挿入にかかってしまいましたが、盲腸まで観察して

「今回はとくに異常ありませんでした。おつかれさまです。」

「いやーこれで安心してまた過ごせるよ。」



でも、

最近は、大腸内視鏡を80歳代で受けられる方は、全然珍しくはありません。


点滴をしっかりしたりとか、投与薬剤の量を調節したりとか、

いまいったような、挿入方法のテクニックが必要は必要ですけどね。


なので、

80・90歳でも、検診での胃内視鏡・大腸内視鏡はこれからは当たり前になる!!


のかもしれませんね。


自分でやっていながら、医療レベルの変化に驚いているの僕なのでした。

2005年12月19日

あなたは世界のトヨタの凄さを知っていますか?

なんか最近、

「トヨタ検診」

というカルテのコメントを見ることが多くなりました。


最初は、「トヨタ自動車の健康診断ね」と思っていたのですが・・


今日の方のカルテに衝撃的な書き込みが!!


なんと、

主訴 : 会社で40歳以上の人は、大腸癌検診(大腸内視鏡)を受けるよう命令されたので


!!!!!


さすが、世界のトヨタ! 凄すぎます・・



あ、

大腸内視鏡は大腸癌検診においては最も効果のあるもので、


ADENOMA-CARCINOMA-SEQUENCE という理論があり、

(正常粘膜から腺腫(ポリープ)ができて、その後、大腸癌に育つということ)


これは、つまり、

大腸内視鏡を定期的に受けて、大腸ポリープを発見し切除していれば

なんと、


大腸癌に絶対にならない!!


という事になるのです・・


(大腸癌になる前の大腸ポリープ(前癌状態)の段階で切除してしまうので)



僕が医者になって一番最初にご指導頂いた教授(現:癌研有明病院院長先生)が提唱された

この理論はあまりにも有名で、


大腸内視鏡を定期的に受けることが推奨されては、もちろんいます。


でも・・


「大腸癌にならないために、大腸内視鏡を受けるように!!」


という命令が会社から下るとは・・


もちろん、従業員の健康が会社の繁栄につながるという、経済的な理由はあるのでしょう


それにしても


凄すぎる!!!


あなたは世界のトヨタの凄さ本当に知っていましたか?


やばいけど顔出ししてます
横浜方面の方必見!
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