2005年12月10日

時代は日帰り手術!

「先生、その節はお世話になりました」

「わざわざ挨拶に来て頂き有り難うございます。

手術無事に終わって良かったですね!」


と・・・

えっ! 

この方、2週間前に大腸癌の手術を受けに、入院したはずなのに!?!?


某がんセンターへの紹介状の返事を見ると・・・

「腹腔鏡手術の経過良好にて、手術7日後に退院」


ええー!!


何に驚いたかというと、

「手術7日後に退院」

の部分です。


僕が研修医の頃(10年前)は、大腸癌手術なら早くても、20日くらいはかかっていたからです。


いくら腹腔鏡(お腹を開かずに、内視鏡で手術をする)とはいえ、ここまでとは・・・


まあ、技術の進歩とともに、簡単に安全に手術が受けられるようになってきたんだよ!

と言うことなんでしょうけどね。


(注:退院までの日数は、病状・術式により異なるので、現時点での最高水準の技術を用いても、2週間以上かかることも十分あり得ます! なので、この情報を元に、病院で「大腸癌の手術なら1週間で出来るだろ!」というのはご遠慮下さいね!)



現場で働いていて、

確実に時代の流れは、


短期入院(または、もっと負担の少ない手術なら、日帰り手術)


だと(僕は)思う。


また、それを希望する人たちも増えてきていて、

「何でこれが日帰りで出来ないの!!」

というお叱りを受けてしまうこともしばしばです・・・


特に、僕が現在勤めている専門病院における

痔疾患の手術に関してはですけど。



痔の手術の全てが現時点で、日帰りで出来るわけではもちろんありません。

(現時点では入院治療の方が圧倒的に多いです)


でも、

「日帰りで行うためにはどうすればよいか?」

という工夫と、

ジオン(新しい痔の治療薬)

の組み合わせにより・・・


痔の治療は

痔瘻のひどいものや、いぼ痔(内痔核)のひどいもの以外は、

日帰り手術が当たり前!

という時代が来るのかも知れません。


そんなことを考えてしまいました。


でも、もちろん、今すぐにというわけでは決してありませんよ!
(再度の注:日帰り手術の場合は、すぐに退院してしまう以上、手術を受けた方に自分でして頂く作業が増えます! また、痔の種類・大きさによっては日帰り手術の適応がない場合もありますので、「痔の手術なら日帰りで出来るだろ!」というまえに、病状の説明を聞いてくださいね!)



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やばいけど顔出ししてます
横浜方面の方必見!
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