2005年12月12日
オリンパスVSフジノン東芝の戦い パート2
「で、先生、今日は胃内視鏡と大腸内視鏡をやってもらったんだけど、
「小腸」はみなくても良いのかい?」
「ああ、小腸にはめったに癌は出来ません。
理由としては、血流が豊富で、免疫機能が発達しているからではないか?
という説があります。」
そんな会話を今日もしてしまいました。
ところで、日本で内視鏡のシェアを争っているメーカーに、
オリンパスと
フジノン東芝システム(FTS)があります。
パート1は経鼻内視鏡を巡る胃内視鏡の争いについての話でした。
オリンパスVSフジノン東芝の戦い
で、まだまだ他の分野でも熱い戦いが繰り広げられているのです。
オリンパスの「カプセル内視鏡」
と
フジノン東芝システム(FTS)の「ダブルバルーン小腸内視鏡」
なのです!
これは、これまでの胃内視鏡や大腸内視鏡では観察できない、
「小腸」
を観察する装置です。
オリンパスの「カプセル内視鏡」は、ミクロの決死圏さながらに、口から飲み込んだカプセルが小腸内部を撮影していくシステムです。
あ、ちなみに、この「カプセル内視鏡」で、
胃や大腸が観察できるから、胃内視鏡や大腸内視鏡を受けなくてすむ!
と思っている方が多いようですが、現時点ではそこまでは不可能です。
(期待していた方をがっかりさせてしまったならごめんなさい!)
胃や大腸をくまなく見るには、空気を送気して、ふくらます必要がありますが
(ともに、太い腸管なので)
その空気を送気する機能はついていませんので、大まかな観察しかできません
まあ、それでもいいというならばもちろん話は別ですけどね・・
それはともかく、
オリンパスが「カプセル」
で攻めているのに対して、
フジノン東芝は「ダブルバルーン内視鏡」
での攻勢をかけます!!
この、「ダブルバルーン」は風船が2個ついていて、
ふくらましてしぼめて、の動作を繰り返し、尺取り虫のように小腸内を内視鏡が進んでゆく方式です。
カプセルとは違い、内視鏡でみるので、観察するだけでなく処置(組織採取など)も行うことが出来るのが利点です。
まだまだ極めてマイナーな小腸の検査・・・
その分野でどちらの方式が主導権を握るのか!!
一瞬も目が離せない熱い戦い!!!!
なのでした(と僕は思う)
えっ!?
最初に
小腸に癌はめったに出来ない!
て、言ってたじゃないかって?
いや、その・・・
クローン病とか小腸に病気が出来る疾患があるわけでして・・・
(いつもながらマニアックな話なのでした)
「小腸」はみなくても良いのかい?」
「ああ、小腸にはめったに癌は出来ません。
理由としては、血流が豊富で、免疫機能が発達しているからではないか?
という説があります。」
そんな会話を今日もしてしまいました。
ところで、日本で内視鏡のシェアを争っているメーカーに、
オリンパスと
フジノン東芝システム(FTS)があります。
パート1は経鼻内視鏡を巡る胃内視鏡の争いについての話でした。
オリンパスVSフジノン東芝の戦い
で、まだまだ他の分野でも熱い戦いが繰り広げられているのです。
オリンパスの「カプセル内視鏡」
と
フジノン東芝システム(FTS)の「ダブルバルーン小腸内視鏡」
なのです!
これは、これまでの胃内視鏡や大腸内視鏡では観察できない、
「小腸」
を観察する装置です。
オリンパスの「カプセル内視鏡」は、ミクロの決死圏さながらに、口から飲み込んだカプセルが小腸内部を撮影していくシステムです。
あ、ちなみに、この「カプセル内視鏡」で、
胃や大腸が観察できるから、胃内視鏡や大腸内視鏡を受けなくてすむ!
と思っている方が多いようですが、現時点ではそこまでは不可能です。
(期待していた方をがっかりさせてしまったならごめんなさい!)
胃や大腸をくまなく見るには、空気を送気して、ふくらます必要がありますが
(ともに、太い腸管なので)
その空気を送気する機能はついていませんので、大まかな観察しかできません
まあ、それでもいいというならばもちろん話は別ですけどね・・
それはともかく、
オリンパスが「カプセル」
で攻めているのに対して、
フジノン東芝は「ダブルバルーン内視鏡」
での攻勢をかけます!!
この、「ダブルバルーン」は風船が2個ついていて、
ふくらましてしぼめて、の動作を繰り返し、尺取り虫のように小腸内を内視鏡が進んでゆく方式です。
カプセルとは違い、内視鏡でみるので、観察するだけでなく処置(組織採取など)も行うことが出来るのが利点です。
まだまだ極めてマイナーな小腸の検査・・・
その分野でどちらの方式が主導権を握るのか!!
一瞬も目が離せない熱い戦い!!!!
なのでした(と僕は思う)
えっ!?
最初に
小腸に癌はめったに出来ない!
て、言ってたじゃないかって?
いや、その・・・
クローン病とか小腸に病気が出来る疾患があるわけでして・・・
(いつもながらマニアックな話なのでした)
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1. 新しい内視鏡(その3)−ダブルバルーン電子小腸鏡 [ 40歳からのクローン病 ] 2005年12月13日 15:33
従来内視鏡で全域見るのは難しかった小腸を容易に見ることができる仕組みが、ダブルバルーン電子小腸鏡である。昨年10月に発売された。
2. 新しい内視鏡(その1)ーカプセル内視鏡 [ 40歳からのクローン病 ] 2005年12月13日 15:33
クローン病の確定診断をする時に、血液検査、レントゲン、CTスキャンの他に、胃カメラ、小腸造影、大腸内視鏡の3つの検査をした。
この記事へのコメント
1. Posted by
気まぐれドク
2006年01月07日 14:17
小腸の検査,患者さんの苦痛が少しでも減って,しかも精密な検査ができるようになると助かりますよね.現時点ではまだ小腸透視がほぼ主流で,ダブルバルーン内視鏡を導入している病院は少ないですし.小腸内視鏡検査は検査に要する時間・手間の割りに診療報酬が安く,しかも適応と判断される症例も少ないので機器の導入も含めて考えると明らかに採算が合わない検査だと思います.そういう意味では全国に展開される可能性は極めて低いでしょう.逆にカプセル内視鏡はコストさえクリアされれば爆発的に広がる可能性を秘めている,と思います.なによりオリンパスが負け戦をするとは思えませんしね.
2. Posted by
多田智裕
2006年01月08日 21:32
カプセル内視鏡、保険適応の値段が決まれば、オリンパスの方ではすぐにでも発売できる体制整えつつあるようですね。(海外では発売しているようですし)
ダブルバルーン、ご指摘のようにコスト的には全く採算のとれない検査ですよね・・
日本が世界で初めて開発して、世界的な第一人者が多くいるというのに、全くといっていいほどサポートされていなくて、もったいないと思うのは僕だけかな?
コメント有り難うございました。また是非遊びにきて下さい。御待ちしています。
3. Posted by 気まぐれドクのファン
2006年02月04日 09:14
カプセル待望論が一般化していますが、カプセルに内蔵されているボタン電池が便器から一気に下水道を通って公共の処理施設に流れ込むことは環境上、問題があると指摘されていますが・・。
この種の本音の論議を期待しています。
この種の本音の論議を期待しています。
4. Posted by
多田智裕
2006年02月18日 00:45
確かに、有毒な物質があるのならば、回収できないと大変ですよね・・
僕も、日本での認可の際には、その部分も解消されることを期待しています。



