2007年01月05日
開業医になって良かった事と変わったこと
新年明けましておめでとうございます
久々のブログ投稿で、時々チェックしてくださっていた方には本当にすみません・・
2006年は7月3日にただともひろ胃腸科肛門科をオープンして半年がたちました。
半年間で新しく利用してくださる方々(診察券を発行した方)が、1761名、そして鼻からの楽チン胃カメラ、経鼻胃内視鏡検査を457件、無痛の大腸内視鏡検査を489件大きなトラブル全くなしに施行することができました。
あなたのご支持のほど本当に有難うございました。
この数字をどう解釈するかは見方しだいですけれど、
小児科や皮膚科などの気軽に(というとちょっと不適切?)かかることができる科目でなく、胃腸科・肛門科専門というマニアックな科目であることを考えると(実際に「思い切ってきました」といわれることが多い)一ヶ月あたり300名近くの人たちと新たにお会いできたということですので、それなりに評価していただけたのではと思っています。
内視鏡件数も、半年で900件以上ですから、年間で考えると2000件近く、
もちろん、本郷メディカルクリニックの鈴木先生のように年間約5000件を行っている超スーパードクターもいらっしゃるのは重々承知しているのですけれど(鈴木先生は全国でNo1なのは間違いないでしょう)
それでも、埼玉県内のクリニックで行っている件数としては間違いなくトップクラスでしょうし、大腸内視鏡検査に関しては、中堅病院の内視鏡件数に匹敵するかそれを超えるくらいの件数といってもよいかと思います。
この実績を踏まえた上で、甘んじることなく、さらに細かな部分でのレベルアップを目指していきたいと思っているので、何卒宜しくお願い申し上げます。
それで、本題の、開業医になって良かった事と変わったことなのですけれど・・
久々のブログ投稿で、時々チェックしてくださっていた方には本当にすみません・・
2006年は7月3日にただともひろ胃腸科肛門科をオープンして半年がたちました。
半年間で新しく利用してくださる方々(診察券を発行した方)が、1761名、そして鼻からの楽チン胃カメラ、経鼻胃内視鏡検査を457件、無痛の大腸内視鏡検査を489件大きなトラブル全くなしに施行することができました。
あなたのご支持のほど本当に有難うございました。
この数字をどう解釈するかは見方しだいですけれど、
小児科や皮膚科などの気軽に(というとちょっと不適切?)かかることができる科目でなく、胃腸科・肛門科専門というマニアックな科目であることを考えると(実際に「思い切ってきました」といわれることが多い)一ヶ月あたり300名近くの人たちと新たにお会いできたということですので、それなりに評価していただけたのではと思っています。
内視鏡件数も、半年で900件以上ですから、年間で考えると2000件近く、
もちろん、本郷メディカルクリニックの鈴木先生のように年間約5000件を行っている超スーパードクターもいらっしゃるのは重々承知しているのですけれど(鈴木先生は全国でNo1なのは間違いないでしょう)
それでも、埼玉県内のクリニックで行っている件数としては間違いなくトップクラスでしょうし、大腸内視鏡検査に関しては、中堅病院の内視鏡件数に匹敵するかそれを超えるくらいの件数といってもよいかと思います。
この実績を踏まえた上で、甘んじることなく、さらに細かな部分でのレベルアップを目指していきたいと思っているので、何卒宜しくお願い申し上げます。
それで、本題の、開業医になって良かった事と変わったことなのですけれど・・
良かった事は、
(自分からみて)必要だと思う最新機種を自由に即座に導入できることですね・・本当に
昨年12月には径鼻胃内視鏡の最新鋭機種(GIF-XP260N)を埼玉県で初導入できましたし、それ以外にも、細々とした「こうしたら良いのでは?」とか「これはこの器具に変更したほうが良い」とか想う事は、誰の許可も必要なしにどんどん実行できますね・・
まあ、それが良いことなの?といわれると困るんですけれど、でも、勤務医の頃だと、内視鏡の新鋭機種の導入は、決まった期間内に予算申請して、導入するメリットをみんなにアピールして、認められるか認められないかまでの決定にそれなりの時間がかかるわけです。これは下手すると1−2年かかることもあります。
また、昨年度見学にこられた先生方から、「大腸内視鏡検査時につかう透明キャップ(先端フード)のコストはどれくらい?」という質問を結構いただきました
このキャップは無送気軸保持短縮法(無痛大腸内視鏡検査)を行うには必須のものですけれど(一個2000円くらい)、保険では認められていません。(つまりその分病院またはクリニックの持ち出し(赤字)になってしまう)
なので、今使用していない施設で導入する際には、コストメリットを上司または事務方に説明しなければならないがためなんだろうと思います(内視鏡のように何百万もするものではなく、処置器具ひとつでもそのように手続きが必要と言うことですよね・・)
このように、(僕が)こだわっている部分に自由に予算配分ができるのは本当に有り難いです(マニアックな証拠かもしれませんけれど・・)
逆に、
変わったことですね、これは一言でいうと
「責任が遥かに増した」
ということになります・・
別に勤務医の頃、責任感を持って仕事をしていなかったという意味では決してありません・・
でも、大病院の勤務医であった頃は、チームと言う感じで、「自分だけでなくほかのメンバーがサポートしてくれる」、または「この決定はみんなでカンファランス(会議)をして決めたのだから、それで大丈夫」と思う気持ちが無かったわけではありません・・
いやこれらも、近隣の自治医科大学大宮医療センターや帝京大学医学部付属病院の教授は恩師で、万が一何かあった場合には(今まではゼロですけれど)サポートしてくださると明言してくださっているわけですし、自分で判断に困る場合には、上記の大学病院に加えて、東京大学医学部付属病院、浦和医師会の関連で、さいたま市民病院、埼玉社会保険中央病院に即座に紹介して治療をしてもらうことができるわけです(こちらのほうは実際に数多く利用させていただきました、有難うございます)・・
だから、開業医だと大病院のサポートが受けられないとか、気軽に相談できないとかいうわけでは決してありません。
でも、なんていうか、違うんですよね・・
勤務医の頃は従業員気分、つまり「自分ができなくても(失敗しても)だれかが(最終責任者は自分でないので)何とかしてくれる」という気持ちが少しはあったことに気づきました
つまり、(言い方がが適切かはともかく)
「100%を目指せばよい」という気持ちだったのが
(実際に重大医療事故をおこしたことはありませんので、達成できてはいたのでしょうが)
最終責任者が自分である以上、共同責任というものは存在せず、すべて自分にかかってくるわけで、
「絶対に100%に何が何でもしなければならない」
という気持ちに変わったということです・・・
文面だけ見ると、あなたにとっては少しの違いのように思えるかもしれませんが、これは結構、自分自身にかかるプレッシャーは比較にならないくらい大きく、
本当に、一瞬一瞬を「すべての全責任を自分で取るのだ」という想いで治療・検査・手術を行っていくわけです
でも、これは、大病院(大企業)の看板の中で守られた存在ではなく、独立したプロフェッショナルとして(個人として)日々やっている以上当然なのでしょう・・
結局のところ、
「自由が増えればそれだけ責任が増える」
という当たり前の話になってしまうのですけれど
そのようなプレッシャーを楽しんでやっていられる限りは(キツイですけれど)、やっていきたいと思っています
ということで(?)
本年も何卒宜しくお願い申し上げます
(自分からみて)必要だと思う最新機種を自由に即座に導入できることですね・・本当に
昨年12月には径鼻胃内視鏡の最新鋭機種(GIF-XP260N)を埼玉県で初導入できましたし、それ以外にも、細々とした「こうしたら良いのでは?」とか「これはこの器具に変更したほうが良い」とか想う事は、誰の許可も必要なしにどんどん実行できますね・・
まあ、それが良いことなの?といわれると困るんですけれど、でも、勤務医の頃だと、内視鏡の新鋭機種の導入は、決まった期間内に予算申請して、導入するメリットをみんなにアピールして、認められるか認められないかまでの決定にそれなりの時間がかかるわけです。これは下手すると1−2年かかることもあります。
また、昨年度見学にこられた先生方から、「大腸内視鏡検査時につかう透明キャップ(先端フード)のコストはどれくらい?」という質問を結構いただきました
このキャップは無送気軸保持短縮法(無痛大腸内視鏡検査)を行うには必須のものですけれど(一個2000円くらい)、保険では認められていません。(つまりその分病院またはクリニックの持ち出し(赤字)になってしまう)
なので、今使用していない施設で導入する際には、コストメリットを上司または事務方に説明しなければならないがためなんだろうと思います(内視鏡のように何百万もするものではなく、処置器具ひとつでもそのように手続きが必要と言うことですよね・・)
このように、(僕が)こだわっている部分に自由に予算配分ができるのは本当に有り難いです(マニアックな証拠かもしれませんけれど・・)
逆に、
変わったことですね、これは一言でいうと
「責任が遥かに増した」
ということになります・・
別に勤務医の頃、責任感を持って仕事をしていなかったという意味では決してありません・・
でも、大病院の勤務医であった頃は、チームと言う感じで、「自分だけでなくほかのメンバーがサポートしてくれる」、または「この決定はみんなでカンファランス(会議)をして決めたのだから、それで大丈夫」と思う気持ちが無かったわけではありません・・
いやこれらも、近隣の自治医科大学大宮医療センターや帝京大学医学部付属病院の教授は恩師で、万が一何かあった場合には(今まではゼロですけれど)サポートしてくださると明言してくださっているわけですし、自分で判断に困る場合には、上記の大学病院に加えて、東京大学医学部付属病院、浦和医師会の関連で、さいたま市民病院、埼玉社会保険中央病院に即座に紹介して治療をしてもらうことができるわけです(こちらのほうは実際に数多く利用させていただきました、有難うございます)・・
だから、開業医だと大病院のサポートが受けられないとか、気軽に相談できないとかいうわけでは決してありません。
でも、なんていうか、違うんですよね・・
勤務医の頃は従業員気分、つまり「自分ができなくても(失敗しても)だれかが(最終責任者は自分でないので)何とかしてくれる」という気持ちが少しはあったことに気づきました
つまり、(言い方がが適切かはともかく)
「100%を目指せばよい」という気持ちだったのが
(実際に重大医療事故をおこしたことはありませんので、達成できてはいたのでしょうが)
最終責任者が自分である以上、共同責任というものは存在せず、すべて自分にかかってくるわけで、
「絶対に100%に何が何でもしなければならない」
という気持ちに変わったということです・・・
文面だけ見ると、あなたにとっては少しの違いのように思えるかもしれませんが、これは結構、自分自身にかかるプレッシャーは比較にならないくらい大きく、
本当に、一瞬一瞬を「すべての全責任を自分で取るのだ」という想いで治療・検査・手術を行っていくわけです
でも、これは、大病院(大企業)の看板の中で守られた存在ではなく、独立したプロフェッショナルとして(個人として)日々やっている以上当然なのでしょう・・
結局のところ、
「自由が増えればそれだけ責任が増える」
という当たり前の話になってしまうのですけれど
そのようなプレッシャーを楽しんでやっていられる限りは(キツイですけれど)、やっていきたいと思っています
ということで(?)
本年も何卒宜しくお願い申し上げます
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この記事へのコメント
1. Posted by まるきち
2007年01月07日 15:45
明けましておめでとうございます。
久しぶりのブログ更新を興味
興味深く拝見致しました。
開業されてお忙しかったんですね
今年もブログを楽しみにしています。
つきなみですが…頑張ってくださいね
久しぶりのブログ更新を興味
興味深く拝見致しました。開業されてお忙しかったんですね

今年もブログを楽しみにしています。
つきなみですが…頑張ってくださいね

2. Posted by よしの
2007年01月08日 21:50
明けましておめでとうございます
ブログいつも楽しみに読ませて頂いています。
今年も楽しみにしています
責任の重さというのは、開業されていると
とても重くなりますが。
その気概をもって、今年もプロフェショナルの道を邁進して下さい

ブログいつも楽しみに読ませて頂いています。
今年も楽しみにしています

責任の重さというのは、開業されていると
とても重くなりますが。
その気概をもって、今年もプロフェショナルの道を邁進して下さい

3. Posted by いのぶー
2007年01月10日 18:12
多田先生の理想がそこにあるのですね。
お忙しいのに、ブログの更新ありがとうございます。
私はすぐそちらへ、飛んで行きたいくらいです。
遺伝子検査の結果「HNPCC」が確定しました。今年は体中の検査で忙しくなりそうです。
お忙しいのに、ブログの更新ありがとうございます。
私はすぐそちらへ、飛んで行きたいくらいです。
遺伝子検査の結果「HNPCC」が確定しました。今年は体中の検査で忙しくなりそうです。
4. Posted by いちご
2007年01月11日 08:55
5. Posted by
nonko
2007年01月18日 02:38
うれしいです。先生!ちょっとでも、余暇を思い出していただけましたか?
先生の書かれていたこと、本当に理解可です。病気もおちおち できませんね(笑)nonko自身もそれなりに2年が経ち症例件数は1日多くても1件ずつしか組めませんので、少ないですが、最初に比べると ややましかなーと、成長しました(自分で言っては×ですよね)技師会にも・・・。
nonkoの唯一の悩みは、ポリペクスネアーの洗浄時 分解し、組み立てるときに、どうしたらいいのかと思うくらいに、華奢なのですね。。。一応nonkoしか従事しませんので、スネアーを壊したことになっておりますが、・・・・。
では いつのことか分かりませんが(爆)首を長くして、更新を楽しみにお待ちしております。
先生の書かれていたこと、本当に理解可です。病気もおちおち できませんね(笑)nonko自身もそれなりに2年が経ち症例件数は1日多くても1件ずつしか組めませんので、少ないですが、最初に比べると ややましかなーと、成長しました(自分で言っては×ですよね)技師会にも・・・。
nonkoの唯一の悩みは、ポリペクスネアーの洗浄時 分解し、組み立てるときに、どうしたらいいのかと思うくらいに、華奢なのですね。。。一応nonkoしか従事しませんので、スネアーを壊したことになっておりますが、・・・・。
では いつのことか分かりませんが(爆)首を長くして、更新を楽しみにお待ちしております。
6. Posted by へっぽこ消化器医
2007年01月26日 19:59
XP260Nの使用感いかがでしょうか?確かに咽頭反射は少ないので楽には出来るのでしょうけど、画質等で今ひとつの感がぬぐえないので、導入に二の足を踏んでます。NBIが使えるメリットはあると思うますが、あの画質でRGB面順次だと心拍動の影響を受けるような面で色ずれがひどくて見づらい気がします。慣れなのかもしれませんが、オリンパスさんもっと頑張ってよという気がしました。
別にクリニックの非難では無いですが、不適切でしたら消してください。
別にクリニックの非難では無いですが、不適切でしたら消してください。
7. Posted by
ただともひろ
2007年03月19日 18:14
コメント有り難うございます。ようやくプレッシャーにも何とかなれて少し落ち着いて仕事をこなせるようになりつつあります。不定期更新ですが今後とも時々チェックいただけると嬉しいです。
8. Posted by
ビジログ
2007年03月19日 22:15
はじめまして。突然のコメントで失礼します。
医師にまつわるリンク集を管理しております
ビジログと申します。
貴サイトを拝見致しまして、
当方のブログ
「医師のお仕事♪」
にリンクを設定させていただきました。
今後ともよろしくお願いします。
医師にまつわるリンク集を管理しております
ビジログと申します。
貴サイトを拝見致しまして、
当方のブログ
「医師のお仕事♪」
にリンクを設定させていただきました。
今後ともよろしくお願いします。
9. Posted by えりまま
2007年03月29日 00:11
経鼻内視鏡検査を検索していてここへたどり着きました。
でも残念・・・うちは、佐賀市なんです。
佐賀市では、なかなか、経鼻内視鏡検査するところがありません。
残念でなりません・・・でも、
とても楽でやりやすいことを教えていただきました。
ありがとうございました。
でも残念・・・うちは、佐賀市なんです。
佐賀市では、なかなか、経鼻内視鏡検査するところがありません。
残念でなりません・・・でも、
とても楽でやりやすいことを教えていただきました。
ありがとうございました。
10. Posted by
ただともひろ
2007年04月13日 18:26
11. Posted by
ただともひろ
2007年04月13日 18:29




