あなたの知らない内視鏡検査
2007年07月10日
大腸ガンで命を落とさない方法
お久しぶりです(いつもいつもこのパターンですけれど)
おかげさまで、埼玉県さいたま市南区の無痛大腸内視鏡検査/経鼻胃内視鏡検査/痔の日帰り手術の専門クリニック 武蔵浦和メディカルセンター ただともひろ胃腸科肛門科はおかげさまで無事、オープン一周年を迎える事ができました。
クリニックオープンから一年間の2006年7月3日から2007年6月30日までの当院の診療実績なんですけれど
診察券を発行した方(新患数)3505名、無痛大腸内視鏡検査 1143件、ラクチン胃カメラの経鼻胃内視鏡 1052件、痔疾患の日帰り手術 273件 と数字で言うとこのようなものになります。
もちろん、内視鏡を年間5000件以上施行している施設も有るのはそうなんですけれど、それでもクリニック開業一年目で無痛大腸内視鏡検査 1143件、ラクチン胃カメラの経鼻胃内視鏡 1052件、あわせて年間2200件というのは埼玉県では随一の実績であるのは間違いないでしょうし、多くの方がそれだけ信頼して検査を受けて頂いたという事には本当に感謝のしようもありません、心より御礼申し上げます。
痔の日帰り手術で言うと、最近はジオン(ALTA、痔の硬化注射療法)が急激に増えてきています
・手術よりも注射で固めてしまうだけなので、処置後の痛みや出血が遥かに少ない(重い感じや違和感程度)
・注射翌日から出血や脱出が消失するので、効果がすぐに実感できる
・もちろん日帰り処置
従来の手術しか治療法が無かった頃に比べると、選択肢が増えたという事は間違いないでしょうし
全ての内痔核が治療できる訳では有りませんけれど、それでも外痔成分(外に出っぱなしの部分)が小さい場合には、「遥かに痛みが少なく、すぐに効果が実感できる」(今までの手術と比べての話ですが)夢のような治療と言って良いかと思います。
近況報告ばかりで本題から大分ずれてしまいましたが
今回のブログの題名なんですけど、これは僕が今年初めにある医学雑誌(名前は出せませんけれど、日本医師会の生涯教育の単位に指定されている由緒ある雑誌(読めば日本医師会の単位がつく))から依頼されて書いた原稿の題名です。
それでも、その原稿はカットされた部分が発生して、掲載されたのはその残りだけでした
何がまずかったかとか、どこがカットされたかに関しては、業界特有の理由ですので(というか書く価値もないくらいつまらない理由なので)ここには書きませんけれど
このブログでは
全文一気掲載!!
します(妙な制限や審査が入らないところがブログの良いところですよね!)
ぜひあなたもノーカット版の原稿を読んでみてください
(専門医以上の内容が書いてある事間違い無し!?)
続きを読む
おかげさまで、埼玉県さいたま市南区の無痛大腸内視鏡検査/経鼻胃内視鏡検査/痔の日帰り手術の専門クリニック 武蔵浦和メディカルセンター ただともひろ胃腸科肛門科はおかげさまで無事、オープン一周年を迎える事ができました。
クリニックオープンから一年間の2006年7月3日から2007年6月30日までの当院の診療実績なんですけれど
診察券を発行した方(新患数)3505名、無痛大腸内視鏡検査 1143件、ラクチン胃カメラの経鼻胃内視鏡 1052件、痔疾患の日帰り手術 273件 と数字で言うとこのようなものになります。
もちろん、内視鏡を年間5000件以上施行している施設も有るのはそうなんですけれど、それでもクリニック開業一年目で無痛大腸内視鏡検査 1143件、ラクチン胃カメラの経鼻胃内視鏡 1052件、あわせて年間2200件というのは埼玉県では随一の実績であるのは間違いないでしょうし、多くの方がそれだけ信頼して検査を受けて頂いたという事には本当に感謝のしようもありません、心より御礼申し上げます。
痔の日帰り手術で言うと、最近はジオン(ALTA、痔の硬化注射療法)が急激に増えてきています
・手術よりも注射で固めてしまうだけなので、処置後の痛みや出血が遥かに少ない(重い感じや違和感程度)
・注射翌日から出血や脱出が消失するので、効果がすぐに実感できる
・もちろん日帰り処置
従来の手術しか治療法が無かった頃に比べると、選択肢が増えたという事は間違いないでしょうし
全ての内痔核が治療できる訳では有りませんけれど、それでも外痔成分(外に出っぱなしの部分)が小さい場合には、「遥かに痛みが少なく、すぐに効果が実感できる」(今までの手術と比べての話ですが)夢のような治療と言って良いかと思います。
近況報告ばかりで本題から大分ずれてしまいましたが
今回のブログの題名なんですけど、これは僕が今年初めにある医学雑誌(名前は出せませんけれど、日本医師会の生涯教育の単位に指定されている由緒ある雑誌(読めば日本医師会の単位がつく))から依頼されて書いた原稿の題名です。
それでも、その原稿はカットされた部分が発生して、掲載されたのはその残りだけでした
何がまずかったかとか、どこがカットされたかに関しては、業界特有の理由ですので(というか書く価値もないくらいつまらない理由なので)ここには書きませんけれど
このブログでは
全文一気掲載!!
します(妙な制限や審査が入らないところがブログの良いところですよね!)
ぜひあなたもノーカット版の原稿を読んでみてください
(専門医以上の内容が書いてある事間違い無し!?)
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2006年09月17日
使い捨て内視鏡処置具はスタンダードになりうるか!?
クリニックをオープンしてようやく二ヵ月半ほど
信じられないくらい多くの方に訪ねてきていただいて(内視鏡検査だけで350件以上!!)、ご利用頂き、本当に感謝でいっぱいです。それと、スタッフのメンバーも本当にみんな美人であるのはもちろん、この慌ただしいオープニングの激務を高いモチベーションを維持して驚異的なスピードで仕事をこなしてくれていることに、いくらお礼を言っても足りないくらいです。
僕のクリニックの特色のひとつ(主な特色は先端キャップを用いた無送気軸保持短縮法による無痛大腸内視鏡検査・わずか4.9mmの細さの径鼻胃内視鏡による楽チン胃カメラ・痔の日帰り手術なのど、それと比べると特色というほどではないかもしれませんけれど)に
「侵襲的な処置である内視鏡検査処置器具はすべて使い捨て」
という項目があります
僕は新規でオープンする以上は、当たり前だと(というか聞かれることもあまりない)思っていたのですが、見学に来た先生に
「えっ!!?すべて処置具使い捨てなんですか!!」
と驚かれることが多いし
(たしかに、段ボールで処置具が山ほど内視鏡室の片隅に積み上げられているのは(慣れると当たり前ですが)初めて見ると驚くと思う)
さらには「すべて使い捨てにすることに何の意味があるんだ!!」
と他の先生から詰問されることもあって、まだまだ一般的では全然ないのかもしれません・・・
話すと長くなるんですけれど(例によってマニアックな話です)
続きを読む
信じられないくらい多くの方に訪ねてきていただいて(内視鏡検査だけで350件以上!!)、ご利用頂き、本当に感謝でいっぱいです。それと、スタッフのメンバーも本当にみんな美人であるのはもちろん、この慌ただしいオープニングの激務を高いモチベーションを維持して驚異的なスピードで仕事をこなしてくれていることに、いくらお礼を言っても足りないくらいです。
僕のクリニックの特色のひとつ(主な特色は先端キャップを用いた無送気軸保持短縮法による無痛大腸内視鏡検査・わずか4.9mmの細さの径鼻胃内視鏡による楽チン胃カメラ・痔の日帰り手術なのど、それと比べると特色というほどではないかもしれませんけれど)に
「侵襲的な処置である内視鏡検査処置器具はすべて使い捨て」
という項目があります
僕は新規でオープンする以上は、当たり前だと(というか聞かれることもあまりない)思っていたのですが、見学に来た先生に
「えっ!!?すべて処置具使い捨てなんですか!!」
と驚かれることが多いし
(たしかに、段ボールで処置具が山ほど内視鏡室の片隅に積み上げられているのは(慣れると当たり前ですが)初めて見ると驚くと思う)
さらには「すべて使い捨てにすることに何の意味があるんだ!!」
と他の先生から詰問されることもあって、まだまだ一般的では全然ないのかもしれません・・・
話すと長くなるんですけれど(例によってマニアックな話です)
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2006年08月27日
NBIと経鼻胃内視鏡は最強の組み合わせなのだ!! パート2


論より証拠! と言うわけではありませんけれど、左の2つの写真
一つは最新式の光の波長を変えて病変を浮かび上がらせる機能(NBI: Narrow band Imaging)を使う前の写真、そしてもう一つが、使った後の写真です。
通常の(従来の方式では)見えにくかった境界がくっきりと浮かび上がって、はっきりと見えるようになるのが分かるはず!(あなたもそう思いますよね?)
これが、従来のように色素を散布したり(上手に散布しないとかえって分かりにくくなってしまったりする事もよくあった・・色素が多すぎると病変が隠れて見えなくなってしまうし、少なすぎるとほとんど効果が出ない)することなしに、ボタン一つで画面が一瞬にして切り替わって観察できるのです。
これを「内視鏡における、真の光の時代到来!内視鏡革命!」というのは決して誇大広告ではない(と僕は)思う。
もちろん、そのような意図を持って開発/発売された機能なわけですから当然と言えば当然なのですけど、僕はそれに加えて、この機能を「経鼻胃内視鏡(鼻からの胃カメラ)」と組み合わせて使用するのが最強の組み合わせだ!!
という個人的な意見(想い)を書いてみたいと思います。
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2006年01月05日
オリンパスVSフジノン東芝の戦い パート3
マニアックな話ですが、日本で内視鏡のシェアを争っているメーカーに、
オリンパスとフジノン東芝システム(FTS)があります。
オリンパスVSフジノン東芝の戦い
オリンパスVSフジノン東芝の戦い パート2
病院レベルでは、オリンパス機器が80%近く占めているようですが、クリニックレベルだと、値段の安さもあり、フジノンが50%に迫る勢いまで追い付きつつあるようです。
で、今回は大腸内視鏡検査の話です。
実は、この2社の製品は、大腸内視鏡検査においては、
あなたの知らない決定的な差があるのです!!!
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オリンパスとフジノン東芝システム(FTS)があります。
オリンパスVSフジノン東芝の戦い
オリンパスVSフジノン東芝の戦い パート2
病院レベルでは、オリンパス機器が80%近く占めているようですが、クリニックレベルだと、値段の安さもあり、フジノンが50%に迫る勢いまで追い付きつつあるようです。
で、今回は大腸内視鏡検査の話です。
実は、この2社の製品は、大腸内視鏡検査においては、
あなたの知らない決定的な差があるのです!!!
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2005年12月18日
大腸内視鏡年間10000件!
ざっと見回して、100人以上の参加者でしょうか?
常勤医師が11人ということを考えると、病院全体のスタッフは裏方を含めて、かなりの人数になるんだな・・
ということは、医師の数は職員の10分の1以下
多くの人たちにサポートしてもらって成り立っている仕事なんだなあ・・
としみじみ実感します。
(ちなみに、東葛辻仲病院の従業員はパートも入れると約160人とのことです。)
あ、ごめんなさい
東葛辻仲病院の忘年会の話です。
これまでの病院では、忘年会は部署ごとに行われていたので、病院全体の忘年会は初めてだったので、
多くのスタッフに支えられているのだ!
という事を恥ずかしながらこれほど実感することはなかったのでした。
で、院長先生より様々な発表がなされたのですが、
大腸内視鏡件数が年間で10000件突破した!
のが、感慨深いです。
東大病院が年間5500件くらいですから、千葉県の片隅でかなり頑張っている証と言ってもいいと思います。
(さらに、医師一人当たりに直すと、とてつもない件数をこなして修練していることになると思う、
だって東大病院は内視鏡に関係する医師だけで100人以上だから。)
その患者さんからのアンケート評価の医師別の平均点はどうだったのかって?
あのー
そのー
一人当たり800ー1200件の100点満点の平均点ですから・・
本当に90点を挟んだ、1点ー0.1点とか、
それくらいの差しかつきませんよ!
それに、日々お互いに切磋琢磨しながら頑張っているので・・
ということで・・(?)
経鼻胃内視鏡導入も、東葛辻仲病院10大ニュースにランクイン!
めでたしめでたし。
(ローカルな話題ですみませんでした)
常勤医師が11人ということを考えると、病院全体のスタッフは裏方を含めて、かなりの人数になるんだな・・
ということは、医師の数は職員の10分の1以下
多くの人たちにサポートしてもらって成り立っている仕事なんだなあ・・
としみじみ実感します。
(ちなみに、東葛辻仲病院の従業員はパートも入れると約160人とのことです。)
あ、ごめんなさい
東葛辻仲病院の忘年会の話です。
これまでの病院では、忘年会は部署ごとに行われていたので、病院全体の忘年会は初めてだったので、
多くのスタッフに支えられているのだ!
という事を恥ずかしながらこれほど実感することはなかったのでした。
で、院長先生より様々な発表がなされたのですが、
大腸内視鏡件数が年間で10000件突破した!
のが、感慨深いです。
東大病院が年間5500件くらいですから、千葉県の片隅でかなり頑張っている証と言ってもいいと思います。
(さらに、医師一人当たりに直すと、とてつもない件数をこなして修練していることになると思う、
だって東大病院は内視鏡に関係する医師だけで100人以上だから。)
その患者さんからのアンケート評価の医師別の平均点はどうだったのかって?
あのー
そのー
一人当たり800ー1200件の100点満点の平均点ですから・・
本当に90点を挟んだ、1点ー0.1点とか、
それくらいの差しかつきませんよ!
それに、日々お互いに切磋琢磨しながら頑張っているので・・
ということで・・(?)
経鼻胃内視鏡導入も、東葛辻仲病院10大ニュースにランクイン!
めでたしめでたし。
(ローカルな話題ですみませんでした)
2005年12月12日
オリンパスVSフジノン東芝の戦い パート2
「で、先生、今日は胃内視鏡と大腸内視鏡をやってもらったんだけど、
「小腸」はみなくても良いのかい?」
「ああ、小腸にはめったに癌は出来ません。
理由としては、血流が豊富で、免疫機能が発達しているからではないか?
という説があります。」
そんな会話を今日もしてしまいました。
ところで、日本で内視鏡のシェアを争っているメーカーに、
オリンパスと
フジノン東芝システム(FTS)があります。
パート1は経鼻内視鏡を巡る胃内視鏡の争いについての話でした。
オリンパスVSフジノン東芝の戦い
で、まだまだ他の分野でも熱い戦いが繰り広げられているのです。
オリンパスの「カプセル内視鏡」
と
フジノン東芝システム(FTS)の「ダブルバルーン小腸内視鏡」
なのです!
これは、これまでの胃内視鏡や大腸内視鏡では観察できない、
「小腸」
を観察する装置です。
オリンパスの「カプセル内視鏡」は、ミクロの決死圏さながらに、口から飲み込んだカプセルが小腸内部を撮影していくシステムです。
あ、ちなみに、この「カプセル内視鏡」で、
胃や大腸が観察できるから、胃内視鏡や大腸内視鏡を受けなくてすむ!
と思っている方が多いようですが、現時点ではそこまでは不可能です。
(期待していた方をがっかりさせてしまったならごめんなさい!)
胃や大腸をくまなく見るには、空気を送気して、ふくらます必要がありますが
(ともに、太い腸管なので)
その空気を送気する機能はついていませんので、大まかな観察しかできません
まあ、それでもいいというならばもちろん話は別ですけどね・・
それはともかく、
オリンパスが「カプセル」
で攻めているのに対して、
フジノン東芝は「ダブルバルーン内視鏡」
での攻勢をかけます!!
この、「ダブルバルーン」は風船が2個ついていて、
ふくらましてしぼめて、の動作を繰り返し、尺取り虫のように小腸内を内視鏡が進んでゆく方式です。
カプセルとは違い、内視鏡でみるので、観察するだけでなく処置(組織採取など)も行うことが出来るのが利点です。
まだまだ極めてマイナーな小腸の検査・・・
その分野でどちらの方式が主導権を握るのか!!
一瞬も目が離せない熱い戦い!!!!
なのでした(と僕は思う)
えっ!?
最初に
小腸に癌はめったに出来ない!
て、言ってたじゃないかって?
いや、その・・・
クローン病とか小腸に病気が出来る疾患があるわけでして・・・
(いつもながらマニアックな話なのでした)
「小腸」はみなくても良いのかい?」
「ああ、小腸にはめったに癌は出来ません。
理由としては、血流が豊富で、免疫機能が発達しているからではないか?
という説があります。」
そんな会話を今日もしてしまいました。
ところで、日本で内視鏡のシェアを争っているメーカーに、
オリンパスと
フジノン東芝システム(FTS)があります。
パート1は経鼻内視鏡を巡る胃内視鏡の争いについての話でした。
オリンパスVSフジノン東芝の戦い
で、まだまだ他の分野でも熱い戦いが繰り広げられているのです。
オリンパスの「カプセル内視鏡」
と
フジノン東芝システム(FTS)の「ダブルバルーン小腸内視鏡」
なのです!
これは、これまでの胃内視鏡や大腸内視鏡では観察できない、
「小腸」
を観察する装置です。
オリンパスの「カプセル内視鏡」は、ミクロの決死圏さながらに、口から飲み込んだカプセルが小腸内部を撮影していくシステムです。
あ、ちなみに、この「カプセル内視鏡」で、
胃や大腸が観察できるから、胃内視鏡や大腸内視鏡を受けなくてすむ!
と思っている方が多いようですが、現時点ではそこまでは不可能です。
(期待していた方をがっかりさせてしまったならごめんなさい!)
胃や大腸をくまなく見るには、空気を送気して、ふくらます必要がありますが
(ともに、太い腸管なので)
その空気を送気する機能はついていませんので、大まかな観察しかできません
まあ、それでもいいというならばもちろん話は別ですけどね・・
それはともかく、
オリンパスが「カプセル」
で攻めているのに対して、
フジノン東芝は「ダブルバルーン内視鏡」
での攻勢をかけます!!
この、「ダブルバルーン」は風船が2個ついていて、
ふくらましてしぼめて、の動作を繰り返し、尺取り虫のように小腸内を内視鏡が進んでゆく方式です。
カプセルとは違い、内視鏡でみるので、観察するだけでなく処置(組織採取など)も行うことが出来るのが利点です。
まだまだ極めてマイナーな小腸の検査・・・
その分野でどちらの方式が主導権を握るのか!!
一瞬も目が離せない熱い戦い!!!!
なのでした(と僕は思う)
えっ!?
最初に
小腸に癌はめったに出来ない!
て、言ってたじゃないかって?
いや、その・・・
クローン病とか小腸に病気が出来る疾患があるわけでして・・・
(いつもながらマニアックな話なのでした)
2005年12月02日
内視鏡の細さの意味
「どのくらいの細さなのかみせて!」
経鼻胃内視鏡検査を受けに来る方も興味津々なようです。
もっとも、内視鏡検査室に入っただけで、緊張感いっぱいで、
とても、内視鏡の細さなんて見てられないよ!
というかたの方が多いですけど・・・
「いやー最新の技術はすごいね!!」
確かに、わずか5mmで、鉗子吸引口(処置を行う器具の出し入れ口)が2mmですから、
残りの断面積で、操作・ライト・画像の送信を行っているのだからすごいものです。
これくらいの細さなら、鼻の穴を本当にスムーズに通過します。
鼻麻酔さえしっかり行えば、
「今までの胃内視鏡のつらさは過去のもの!!」
です。
ところで、
「じゃあ、口から行う胃内視鏡も、細くすれば楽なんじゃないの?」
と、あなたは思いませんか?
これが、また、必ずしもそうではないんですよ!
経鼻胃内視鏡の、通過経路は、鼻から咽頭を経由して食道に入っていきます。
この経路は本当にスムーズで、何の抵抗もほとんど無く内視鏡は進んでいきます。
(もちろん、のど仏や、舌根(舌の付け根)に内視鏡は当たりませんから、「オエッツ!!」という反射も起きません)
でも、経口の胃内視鏡は、のどの奥で急角度に曲がって、食道に入ります。
(アップアングル(内視鏡を上方向に曲げる)を大きくかける必要があります)
そして、気管の脇をすり抜けて、食道へはいるのですが、
この際、角度が急なので、あまり内視鏡が細いと、内視鏡の「こし」の弱さのため
「はじかれて挿入できない!!」
事態がしばしば起こります。
(特に、緊張してのどに力が入ってしまっている方の場合)
これなら、太い内視鏡で、
「ガツン!」と当たる感じがあっても、一回で通過した方が受ける側にとっては楽ですよね?
僕の技術がまだまだだと言われてしまうとつらいですが、
でも、経口で胃内視鏡を行うさい、のどの奥の急角度を超えて進めるには
「内視鏡にある程度の硬さ」
が必要なのだと思う。
(もちろん、経鼻胃内視鏡用のファイバーで、経口で胃内視鏡を行うことは可能ですけど、一回で通過できないことがしばしばあるのです)
そういう意味でも、内視鏡の細さを十二分に生かす意味では、
「鼻からの経路で食道に進む」
ルートがベストだと(僕は)思う。
イメージわきにくいと思うけど、
くしゃみしたりすると、鼻からうどんやスパゲッティって、簡単に出てくるでしょ!
(僕は、グリーンピースが出てきたこともあります。)
なので、それだけ、
スムーズな経路なのですよ!
ということで、
いつにも増して、マニアックな話でした。
経鼻胃内視鏡検査を受けに来る方も興味津々なようです。
もっとも、内視鏡検査室に入っただけで、緊張感いっぱいで、
とても、内視鏡の細さなんて見てられないよ!
というかたの方が多いですけど・・・
「いやー最新の技術はすごいね!!」
確かに、わずか5mmで、鉗子吸引口(処置を行う器具の出し入れ口)が2mmですから、
残りの断面積で、操作・ライト・画像の送信を行っているのだからすごいものです。
これくらいの細さなら、鼻の穴を本当にスムーズに通過します。
鼻麻酔さえしっかり行えば、
「今までの胃内視鏡のつらさは過去のもの!!」
です。
ところで、
「じゃあ、口から行う胃内視鏡も、細くすれば楽なんじゃないの?」
と、あなたは思いませんか?
これが、また、必ずしもそうではないんですよ!
経鼻胃内視鏡の、通過経路は、鼻から咽頭を経由して食道に入っていきます。
この経路は本当にスムーズで、何の抵抗もほとんど無く内視鏡は進んでいきます。
(もちろん、のど仏や、舌根(舌の付け根)に内視鏡は当たりませんから、「オエッツ!!」という反射も起きません)
でも、経口の胃内視鏡は、のどの奥で急角度に曲がって、食道に入ります。
(アップアングル(内視鏡を上方向に曲げる)を大きくかける必要があります)
そして、気管の脇をすり抜けて、食道へはいるのですが、
この際、角度が急なので、あまり内視鏡が細いと、内視鏡の「こし」の弱さのため
「はじかれて挿入できない!!」
事態がしばしば起こります。
(特に、緊張してのどに力が入ってしまっている方の場合)
これなら、太い内視鏡で、
「ガツン!」と当たる感じがあっても、一回で通過した方が受ける側にとっては楽ですよね?
僕の技術がまだまだだと言われてしまうとつらいですが、
でも、経口で胃内視鏡を行うさい、のどの奥の急角度を超えて進めるには
「内視鏡にある程度の硬さ」
が必要なのだと思う。
(もちろん、経鼻胃内視鏡用のファイバーで、経口で胃内視鏡を行うことは可能ですけど、一回で通過できないことがしばしばあるのです)
そういう意味でも、内視鏡の細さを十二分に生かす意味では、
「鼻からの経路で食道に進む」
ルートがベストだと(僕は)思う。
イメージわきにくいと思うけど、
くしゃみしたりすると、鼻からうどんやスパゲッティって、簡単に出てくるでしょ!
(僕は、グリーンピースが出てきたこともあります。)
なので、それだけ、
スムーズな経路なのですよ!
ということで、
いつにも増して、マニアックな話でした。
2005年12月01日
大腸癌検診のまやかし
「先生!、この便を採取した時、ちょうど痔が悪化して、少し血が出ていたんです!」
「そっかー、今回の検査では、便に血が混じっているのは2回のうち、1回だけだから、
もう一度検査して、次が陰性だったら良しとしようか!」
検診専門の先生が実際にしていた話です。
(マジで実話ですよ!本当に!!!)
この時期、自治体による大腸癌検診が行われています。
便潜血検査といって、便のごく一部を2回採取して、微量の血液が混じっているかどうかを調べる検査のことです。
便に微量の血液が混じっていれば癌の可能性があるから、
精密検査(注腸造影(腸のバリウム検査)または大腸内視鏡検査)を受けなさい。
という制度です。
なので、冒頭のような、検診専門の先生が
「1回陽性だったけど、もう1回検査して陰性だったら大丈夫!」
と言う(と思わせる発言を行う)のは、
論外!!!!
と(僕は)思う。
制度の趣旨としては、1回でも引っかかったら、精密検査を受けること!
なのだから・・・・
痔だと思っていたら大腸癌でしかも進行癌という方を見かける経験を僕はどれほどしてきたことか・・・
もちろん、精密検査を勧めたけど、本人の自由意志で受けない場合は、全く問題ないと思う
(だって、個人の意思は尊重すべきだから)
でも、まやかしの説明をして、患者受けをねらっていると思われても仕方のない発言を行うのは、
はっきりいって
「有罪!!!!」
だと(あくまで僕個人は)思う。
でも、
もっとまやかしなのは
「はい、今年の大腸癌検診の結果、2回とも便潜血は陰性でした。
今回は、大腸癌の心配はありませんよ!」
と説明することだと思う。
(このように説明している先生はごまんといると僕は思う・・・)
そもそも、便をごく微量採取しただけで、(いくら2回法の方が精度が高いとはいえ)
大腸癌は100%発見することは出来ません!!!!
(よくよく考えれば当たり前ですが・・・)
確率として、進行癌で80%くらい、早期癌では・・・50%くらい?
50%ということは、半々・・・
なので、
「進行癌で手遅れになる前に、発見するのにそれなりに役立つ」
というのが、
この便による、大腸癌検診の意義なのです。
それでも・・・
今日も、あちこちのクリニックや病院で、
「手頃な検査」
で
「手軽な安心感」
を安売り(言い過ぎかな?)
している医師が数多くいるのでしょう・・・・
僕は、今日・・・
便潜血が2回とも陰性の人に
「大丈夫ですよ!」
という代わりに、
進行癌でも引っかからない可能性と、早期癌の多くは見逃されてしまう可能性の話をしてしまいました・・・
どんな表情をされたのかは言うまでもないでしょう・・・
なので、
僕は大腸癌検診(便潜血)の結果説明をする仕事は大嫌い!!!!!!
です。
早く、大腸内視鏡が検診として採用されないかな・・・?
医療費削減ばかり叫ばれる、このご時世では、夢のまた夢であることも十分に分かっているのですけどね・・・・
「そっかー、今回の検査では、便に血が混じっているのは2回のうち、1回だけだから、
もう一度検査して、次が陰性だったら良しとしようか!」
検診専門の先生が実際にしていた話です。
(マジで実話ですよ!本当に!!!)
この時期、自治体による大腸癌検診が行われています。
便潜血検査といって、便のごく一部を2回採取して、微量の血液が混じっているかどうかを調べる検査のことです。
便に微量の血液が混じっていれば癌の可能性があるから、
精密検査(注腸造影(腸のバリウム検査)または大腸内視鏡検査)を受けなさい。
という制度です。
なので、冒頭のような、検診専門の先生が
「1回陽性だったけど、もう1回検査して陰性だったら大丈夫!」
と言う(と思わせる発言を行う)のは、
論外!!!!
と(僕は)思う。
制度の趣旨としては、1回でも引っかかったら、精密検査を受けること!
なのだから・・・・
痔だと思っていたら大腸癌でしかも進行癌という方を見かける経験を僕はどれほどしてきたことか・・・
もちろん、精密検査を勧めたけど、本人の自由意志で受けない場合は、全く問題ないと思う
(だって、個人の意思は尊重すべきだから)
でも、まやかしの説明をして、患者受けをねらっていると思われても仕方のない発言を行うのは、
はっきりいって
「有罪!!!!」
だと(あくまで僕個人は)思う。
でも、
もっとまやかしなのは
「はい、今年の大腸癌検診の結果、2回とも便潜血は陰性でした。
今回は、大腸癌の心配はありませんよ!」
と説明することだと思う。
(このように説明している先生はごまんといると僕は思う・・・)
そもそも、便をごく微量採取しただけで、(いくら2回法の方が精度が高いとはいえ)
大腸癌は100%発見することは出来ません!!!!
(よくよく考えれば当たり前ですが・・・)
確率として、進行癌で80%くらい、早期癌では・・・50%くらい?
50%ということは、半々・・・
なので、
「進行癌で手遅れになる前に、発見するのにそれなりに役立つ」
というのが、
この便による、大腸癌検診の意義なのです。
それでも・・・
今日も、あちこちのクリニックや病院で、
「手頃な検査」
で
「手軽な安心感」
を安売り(言い過ぎかな?)
している医師が数多くいるのでしょう・・・・
僕は、今日・・・
便潜血が2回とも陰性の人に
「大丈夫ですよ!」
という代わりに、
進行癌でも引っかからない可能性と、早期癌の多くは見逃されてしまう可能性の話をしてしまいました・・・
どんな表情をされたのかは言うまでもないでしょう・・・
なので、
僕は大腸癌検診(便潜血)の結果説明をする仕事は大嫌い!!!!!!
です。
早く、大腸内視鏡が検診として採用されないかな・・・?
医療費削減ばかり叫ばれる、このご時世では、夢のまた夢であることも十分に分かっているのですけどね・・・・
2005年11月29日
経鼻胃内視鏡検査の受け方
つらい検査を受けるのはこりごり!!
そういう方多いと思います。
あなたもそうですよね!
(というか、そもそもふつう、つらい検査なんて受けませんよね)
経鼻胃内視鏡検査を、楽に受けるためには・・・・
医療機器の性能そのもので、かなり楽になっているのですが、
その後の、大きなポイントとして、
1.鼻麻酔の方法
2,鎮静剤の使用
3,医師のテクニック
があります。
1,鼻麻酔の方法ですが、
もちろん、濃度の濃いい麻酔薬で、鼻麻酔すれば楽です。
例えば、8%キシロカインで麻酔すれば、軽い違和感のみでしょう・・・
でも、
この麻酔はしみます!!
なんというか、鼻にミントを塗られたみたいで、ツーン!という衝撃が、走り、涙ぐんでしまいます。
(その後の検査は楽でしょうけど・・・)
4%キシロカインならば、まあ少ししみる程度で、涙ぐむほどにはなりません。
これなら許容範囲か?
ということで、現在は4%キシロカインを使用しています。
でも、これでは、まだ痛いのでは?
ご安心を!
2,鎮静剤の使用
なしでも良いという議論も、少なからずあるのですが、
「検査後、すぐに仕事に行く!」
とか、差し迫った予定がある方以外は、注射してもらった方が楽だと思う。
でも、効き具合が、個人差があるので、調節は難しいです。
「完全に眠っている間に検査終了しておいてくれ!」
と希望されることがよくありますが、
そこまでの確約は難しいです・・・ハイ すみません
10分程度で終わる検査ですし、
飲み込む際の嘔吐反射がないぶん、経口の胃内視鏡検査のように、鎮静剤を追加しないと飲み込めないという事態は今のところありませんでした。
(痛い場合はもちろん追加しますよ!)
なので、この
経鼻胃内視鏡検査+鼻麻酔+鎮静剤
で、
「本当に楽でした!」
と多くの方にコメント頂いていますので
心配無用!?
3,医師のテクニック
ですが、こちらは、大腸内視鏡のように挿入技術(無送気軸保持短縮法)を修得するのに2000件の経験が必要!
というようなものではありません(と僕は思う)
もともと、内視鏡に親しんできた先生ならば、50件程度でそれなりのレベルに達していると思います。
判断困難なポイントなのですが、検査を「楽」に受ける上では、あまり大きな比重はない気がします。
何のことはない、またまたマニアックな話でした。
でも、
へーそんなもんなんだー
とわかれば、あなたも、少しは検査を受ける抵抗感が減りませんか?
そういう方多いと思います。
あなたもそうですよね!
(というか、そもそもふつう、つらい検査なんて受けませんよね)
経鼻胃内視鏡検査を、楽に受けるためには・・・・
医療機器の性能そのもので、かなり楽になっているのですが、
その後の、大きなポイントとして、
1.鼻麻酔の方法
2,鎮静剤の使用
3,医師のテクニック
があります。
1,鼻麻酔の方法ですが、
もちろん、濃度の濃いい麻酔薬で、鼻麻酔すれば楽です。
例えば、8%キシロカインで麻酔すれば、軽い違和感のみでしょう・・・
でも、
この麻酔はしみます!!
なんというか、鼻にミントを塗られたみたいで、ツーン!という衝撃が、走り、涙ぐんでしまいます。
(その後の検査は楽でしょうけど・・・)
4%キシロカインならば、まあ少ししみる程度で、涙ぐむほどにはなりません。
これなら許容範囲か?
ということで、現在は4%キシロカインを使用しています。
でも、これでは、まだ痛いのでは?
ご安心を!
2,鎮静剤の使用
なしでも良いという議論も、少なからずあるのですが、
「検査後、すぐに仕事に行く!」
とか、差し迫った予定がある方以外は、注射してもらった方が楽だと思う。
でも、効き具合が、個人差があるので、調節は難しいです。
「完全に眠っている間に検査終了しておいてくれ!」
と希望されることがよくありますが、
そこまでの確約は難しいです・・・ハイ すみません
10分程度で終わる検査ですし、
飲み込む際の嘔吐反射がないぶん、経口の胃内視鏡検査のように、鎮静剤を追加しないと飲み込めないという事態は今のところありませんでした。
(痛い場合はもちろん追加しますよ!)
なので、この
経鼻胃内視鏡検査+鼻麻酔+鎮静剤
で、
「本当に楽でした!」
と多くの方にコメント頂いていますので
心配無用!?
3,医師のテクニック
ですが、こちらは、大腸内視鏡のように挿入技術(無送気軸保持短縮法)を修得するのに2000件の経験が必要!
というようなものではありません(と僕は思う)
もともと、内視鏡に親しんできた先生ならば、50件程度でそれなりのレベルに達していると思います。
判断困難なポイントなのですが、検査を「楽」に受ける上では、あまり大きな比重はない気がします。
何のことはない、またまたマニアックな話でした。
でも、
へーそんなもんなんだー
とわかれば、あなたも、少しは検査を受ける抵抗感が減りませんか?
2005年11月28日
オリンパスVSフジノン東芝の戦い
すごいマニアックな話ですが
経鼻胃内視鏡を作っているメーカーは2社あります
オリンパス
と
フジノン東芝システム(FTS)です。
現時点では、フジノン東芝システム(FTS)が先行してシェアをとっているようですが、
オリンパスも今年後半に新製品をひっさげて、参入してきたので、必ずしも、このままフジノン東芝システムの天下が続くとは断言出来ないでしょう。
で、
「どうちがうんや!?」
ということでいうと、
画像処理方式の違いはあるのですが、それは医師側・検査受ける側ににとってはさほど問題ではないので、おいといて、
(フジノン東芝の旧式(2年前)の経鼻胃内視は画質若干わるかったけど、今年後半に発売された新製品はよくなったので、画質の差では優劣付けられないと思う)
受ける側の、楽さから考えると・・・
経鼻胃内視鏡の太さは
オリンパス 4.9mm
フジノン東芝 5.9mm
と1mmの差があります。
たった1mm、されど1mm、細い鼻から入れる分には、1mmの差がものすごく大きく感じるのは僕だけでしょうか?
もちろん、検査前の鼻麻酔の方法、挿入技術、検査中の鎮静剤の使用などにより、痛みの感じ方はかなり変わります。
なので、必ずしも、
「じゃあ、オリンパスの方が楽なんだ!」
とはもちろんいうことはできません。
あくまで、参考までのデーターです。
で、なぜ、
こうもしのぎあっているメーカーで太さに1mmもの、ものすごい差がついてしまったのでしょうか?
あなたは、不思議に思いませんか?
僕は、使用している側で、開発技術者ではないので、推測になってしまいますが、
オリンパスは
「左右アングル(内視鏡を左右に動かすハンドル)がない!」
(つまり、上下アングルと、内視鏡のトルク(ひねり)で操作してね、ということ)
のです。
その分、1mmの差がついたのでは?
と思っています。
この、医師サイドの不便さを無視して(?)・・・作られたオリンパスの新製品
ある意味とんでもなく画期的だと僕は思います。
だって、医師のメリットとしては、
従来と画質は同じだし、鉗子吸引口(処置を行う器具の出入り口)も2mmで同じ
・・・ぶっちゃけ、今までと全く同じなのです。
で、使いこなせば左右アングルがないことにより、出来なくなる処置はほとんどないのですが
操作技術の習得が少し難しくなったのは間違いありません!
つまり、
「操作技術の習得が少し難しくなった!」
というデメリットだけが医師側に残るのです。
でもその分、
「細いから、検査を受ける側はその分、楽になる」
という、患者さん側からのメリットが残るのです!!!
こんな医療機器の新製品・・・僕はこれまで他にみたことありません!!!!!!
時代の流れなんですかね・・・?
さて、
このとんでもなく画期的(僕の主張では)なオリンパスの新製品が売れるのか、
それとも
画質の劣る面を克服したフジノン東芝の新製品が売れるのか・・・・
この勝負、僕個人的にはものすごく熱い戦いで目が離せないのでした。
(うーん、マニアック!)
経鼻胃内視鏡を作っているメーカーは2社あります
オリンパス
と
フジノン東芝システム(FTS)です。
現時点では、フジノン東芝システム(FTS)が先行してシェアをとっているようですが、
オリンパスも今年後半に新製品をひっさげて、参入してきたので、必ずしも、このままフジノン東芝システムの天下が続くとは断言出来ないでしょう。
で、
「どうちがうんや!?」
ということでいうと、
画像処理方式の違いはあるのですが、それは医師側・検査受ける側ににとってはさほど問題ではないので、おいといて、
(フジノン東芝の旧式(2年前)の経鼻胃内視は画質若干わるかったけど、今年後半に発売された新製品はよくなったので、画質の差では優劣付けられないと思う)
受ける側の、楽さから考えると・・・
経鼻胃内視鏡の太さは
オリンパス 4.9mm
フジノン東芝 5.9mm
と1mmの差があります。
たった1mm、されど1mm、細い鼻から入れる分には、1mmの差がものすごく大きく感じるのは僕だけでしょうか?
もちろん、検査前の鼻麻酔の方法、挿入技術、検査中の鎮静剤の使用などにより、痛みの感じ方はかなり変わります。
なので、必ずしも、
「じゃあ、オリンパスの方が楽なんだ!」
とはもちろんいうことはできません。
あくまで、参考までのデーターです。
で、なぜ、
こうもしのぎあっているメーカーで太さに1mmもの、ものすごい差がついてしまったのでしょうか?
あなたは、不思議に思いませんか?
僕は、使用している側で、開発技術者ではないので、推測になってしまいますが、
オリンパスは
「左右アングル(内視鏡を左右に動かすハンドル)がない!」
(つまり、上下アングルと、内視鏡のトルク(ひねり)で操作してね、ということ)
のです。
その分、1mmの差がついたのでは?
と思っています。
この、医師サイドの不便さを無視して(?)・・・作られたオリンパスの新製品
ある意味とんでもなく画期的だと僕は思います。
だって、医師のメリットとしては、
従来と画質は同じだし、鉗子吸引口(処置を行う器具の出入り口)も2mmで同じ
・・・ぶっちゃけ、今までと全く同じなのです。
で、使いこなせば左右アングルがないことにより、出来なくなる処置はほとんどないのですが
操作技術の習得が少し難しくなったのは間違いありません!
つまり、
「操作技術の習得が少し難しくなった!」
というデメリットだけが医師側に残るのです。
でもその分、
「細いから、検査を受ける側はその分、楽になる」
という、患者さん側からのメリットが残るのです!!!
こんな医療機器の新製品・・・僕はこれまで他にみたことありません!!!!!!
時代の流れなんですかね・・・?
さて、
このとんでもなく画期的(僕の主張では)なオリンパスの新製品が売れるのか、
それとも
画質の劣る面を克服したフジノン東芝の新製品が売れるのか・・・・
この勝負、僕個人的にはものすごく熱い戦いで目が離せないのでした。
(うーん、マニアック!)




